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パシフィコ横浜で「テクニカルショウ ヨコハマ」-過去最多580企業・団体が出展

昨年の「テクニカルショウ ヨコハマ」の様子

昨年の「テクニカルショウ ヨコハマ」の様子

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 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で2月4日から、神奈川県下最大の工業技術見本市「テクニカルショウ ヨコハマ2015」が開催される。

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 同見本市は、最先端の工業技術・製品を一堂に集め、各業界の枠を超えた情報の発信や交流を通して、技術・製品の販路拡大、ビジネスチャンスの創出、地域産業の振興を図ることが狙い。3日間で約3万人の動員を見込む。

 36回目の開催となる今年は過去最多580の企業・団体が出展し、「未来につながる新たな技術」をテーマに、「ビジネスソリューション」「生産(加工技術)」「生産(機器・装置・製品)」「環境・エネルギー/健康・医療・福祉」「産学公・企業間ネットワーク」の5つの分野を設け、独創性、先進性に富んだ最新の技術・製品や研究成果を展示・実演する。

 横浜市は、集合展示ブース「横浜市ブース」を出展。中小企業新技術・新製品開発促進事業(SBIR)など、横浜市が提供するさまざまな支援事業を活用し、積極的に研究開発に取り組む企業・グループの最新のR&D成果を展示する。また、都筑区役所もブース出展し「メイドインつづき」の取り組みを紹介するほか、神奈川県は神奈川工業技術開発大賞受賞企業を紹介する。

 4日は、東成エレクトロビーム代表取締役会長の上野保さんが「中小企業経営の勝ち残り策~中小企業は連携すると強くなる~」をテーマに記念講演会を実施。ほかにも、専門家による講演会・セミナーや産学連携ワークショップ、出展者によるPRセミナーなど多彩なイベントが企画されている。同時開催イベントとして、電気自動車(日産自動車:e-NV200、4日~6日)・燃料電池自動車(本田技研工業:FCXクラリティ、4日・5日)の展示、「さがみロボット産業特区」ロボット実証実験結果報告展示(6日)、第2回神奈川なでしこブランド認定式(5日)、「平成26年度受・発注商談会」(4日)、「かながわビジネスオーディション2015」(5日)、ものづくり企業紹介フェア(高校生のテクニカルショウ見学会)(5日)も。

 テクニカルショウヨコハマ2015事務局の担当者は「今年は過去最多の出展者数。県内中小企業支援機関の出展支援により、神奈川県内企業の出展者数が増加し、その結果、全体の出展者数が増加している。新技術・新製品発見の場、新規取引先開拓の場、さらには、技術交流や情報収集・交換の場としてご活用いただければ」と話している。

 会場はパシフィコ横浜(展示ホールC・D)。開催時間は10時~17時。入場無料(登録制)。2月6日まで。詳細はホームページで。

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