野毛の老舗ジャズ喫茶「ちぐさ」で新旧のジャズが交わる音楽イベント

ジャズ喫茶「ちぐさ」外観

ジャズ喫茶「ちぐさ」外観

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 現存する日本最古のジャズ喫茶「ちぐさ」(横浜市中区野毛町2)で2月8日、ジャズ専門ウェブマガジンの「OUT of JAZZ」の開設1周年記念イベント「OUT of JAZZ Anniversary Party」が開催される。

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 「OUT of JAZZ」は、「ジャズに馴染みがない世代にもジャズを身近に感じてもらう」をコンセプトに、20代のジャズに関わる有志が企画し2014年2月に誕生した日本で唯一のジャズ専門ウェブマガジン。20代~30代を中心としたジャズ・ミュージシャン、ジャズDJ、レコード店店長などが音楽ライターとして参加し、さまざまな側面から捉えたジャズの魅力を伝えるコラムを掲載している。

 初の音楽イベント開催となる今回は、クラブ・シーンでジャズ・トラックを専門に扱うジャズDJが会場を盛り上げるほか、伝統的なジャズのオルガントリオ形式を用いてアンダーグラウンド・シーンで活躍するジャムバンド「MYM」、昨年洗足音楽大学ジャズ科を卒業したばかりのコンテンポラリー・ジャズ・ギタリスト・多田大幹さん率いるクインテットの2組が生演奏。モダンジャズから異なる方向へと派生したアンダーグラウンド/コンテンポラリーのジャズ・ミュージシャンによる現在進行形のジャズの演奏を見せる。

 OUT of JAZZ編集長の江口丈典さんは、会場となるちぐさから2013年に生まれたジャズ専門レーベル「CHIGUSA Records」のサウンド・ディレクターを務める音楽プロデューサー。横浜で生まれ育ち、変わらないジャズの良さと変わっていくジャズの良さの両方をこの目で見てきたという。

 「横浜のジャズを象徴とするちぐさを若い世代のジャズファンにも知ってほしい。そして老舗ジャズ喫茶で今最先端のジャズ・シーンを体現し、伝統と革新をひとつの場に同居させたい。多くの人に進化し続ける今のジャズを体験してほしい」と話している。

 開催時間は17時~22時。イベント参加費は1,000円。参加記念品付き。詳細はOUT of JAZZ イベント特設ページで。

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