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ツブヤ大学が山崎洋子さん招き公開講座-「ホテルから横浜が見える」がテーマ

山崎洋子さんの新刊本「横浜の時を旅する ホテル ニューグランドの魔法」

山崎洋子さんの新刊本「横浜の時を旅する ホテル ニューグランドの魔法」

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 Twitter(ツイッター)やUstream(ユーストリーム)などのソーシャルメディアを利用し、誰でも自由に受講できる講座を実施してインターネットで放送する「ツブヤ大学」は12月21日、さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3)で「BooK学科 ヨコハマ講座~よこはま 本への旅~」を開催する。

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 「BooK学科 ヨコハマ講座」は、今年10月に開始。毎月横浜にゆかりのある本にまつわるゲストを招いて話を伺い、その様子をインターネットで中継する公開講座。「3限目」となる今回は、横浜在住の小説家・山崎洋子さんを迎え「ホテルから横浜が見える」をテーマに、横浜の出版社「春風社」(西区紅葉ヶ丘53)代表の三浦衛さんがインタビュアーとして対談する。

 山崎さんは1986年、第32回江戸川乱歩賞を「花園の迷宮」で受賞し小説家としてデビュー。横浜を舞台にした著作が多く、芝居の脚本・演出も手掛けている。2010年、地域放送文化賞(NHK主催)受賞。12月15日には、関東大震災の復興シンボルとして1927年に創業した「ホテルニューグランド」の魅力とその周辺の横浜の歴史エピソードを書いたノンフィクション「横浜の時を旅する ホテル ニューグランドの魔法」(春風社)を発刊した。

 三浦さんは「横浜は、ペリー来航の時から日本の玄関口として栄えた異国情緒に満ちた街。関東大震災からの復興を期して建てられたホテル・ニューグランドは、横浜の歴史とともに歩んできたといっても過言ではありません。『横浜の時を旅する』に記された人生のドラマを読み進めるうち、いつのまにか横浜通になっていること請け合いです。山崎さんの話をきっかけに、あなただけの横浜を見つけてみませんか」と話している。

 講座は20時~21時。参加費は1,000円で、定員は20人。講座の模様はUstreamでインターネット中継する。申し込みはホームページから。

 ツブヤ大学は、横浜市内に拠点を置くNPO法人ツブヤ・ユニバーシティーによる運営。Twitter上で盛り上がりを見せた架空の区「粒谷区(ツブヤク)」の活動の一環としてスタートし、今年1月にNPO法人として認可を受けた。

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