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横浜都心臨海部に多彩なイルミネーション-新たな横浜夜景

象の鼻パークの既存照明をカラーフィルターでラッピングし、街並の色を変える《WRAPPING THE CITY LIGHTS -既存都市照明のカラーチェンジ-》© Kyota Takahashi(イメージ)

象の鼻パークの既存照明をカラーフィルターでラッピングし、街並の色を変える《WRAPPING THE CITY LIGHTS -既存都市照明のカラーチェンジ-》© Kyota Takahashi(イメージ)

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 象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1)を中心とする横浜都心臨海部で10月7日から9日まで、横浜の夜景をたのしむイベント「スマートイルミネーション横浜」が開催される。

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 スマートイルミネーション横浜は、最新のエネルギー技術と都市観光、アートの融合を目指すアートプロジェクト。会期中は、アーティストや大学、商店街、市民団体などが参加し、省エネルギー技術を活用した新たな夜景を創出する。主催は象の鼻テラス。ヨコハマトリエンナーレ2011連携企画、「OPEN YOKOHAMA 2011」参加事業として行われる。

 会場は象の鼻テラス/パーク、山下公園、横浜マリンタワー、日本大通り、元町商店街ほか8エリア。

 参加アーティストは、日下淳一、髙橋匡太、谷川俊太郎、覚和歌子(oblaat)、藤本隆行、森日出夫、Responsive Environment(日高仁、西澤高男、酒井聡、安味貞旭)、Rhizomatiks(真鍋大度、石橋素)。参加大学は多摩美術大学(森脇裕之研究室)、筑波大学芸術専門学群(逢坂卓郎研究室)、横浜市立大学(鈴木・国吉ゼミほか)。

 会期中はワークショップやツアー、シンポジウムなど、「もう一つの横浜夜景」を演出する多彩なプログラムを実施する。

 内容は、「公共空間における環境共創型夜景演出」をテーマにした「スマートイルミネーション・シンポジウム」、LED照明を使用した《The Organic Nucleus/有機中芯的「象の鼻」》(藤本隆行+Rhizomatiks真鍋大度、石橋素)、象の鼻パークの既存照明をカラーフィルターでラッピングし、街並の色を変える《WRAPPING THE CITY LIGHTS -既存都市照明のカラーチェンジ-》(髙橋匡太)、横浜マリンタワー《Color with Sound 光と音のコラボレーション》。

 横浜の歴史と都市景観の魅力を再発見するナイトクルーズ「インナーハーバークルーズ/光の軌跡」、参加者がピンバッジライトを身につけイルミネーション作品の一部となる〈光のアーティスト日下淳一と巡る〉イルミ・アート・ツアー、写真家・森日出夫が講師を務める「横浜夜景写真ワークショップ」、LEDの歴史や仕組みについて学ぶ「子どもLED教室」など。

 象の鼻テラス広報担当の小泉智子さんは「新しい夜景が生まれる横浜の夜。幻想的な空間を体験できる貴重な3日間です。これを機にスマートイルミネーションが街に定着し、街全体がスマートな光に満ちあふれることを願っています」と話す。

 開催時間は18時~23時。雨天決行(場所により一部変更あり)。各イベントの詳細はホームページで。

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