国際郵便創業の地・横浜で「日本国際切手展」-金箔付記念切手販売も

特殊切手「日本国際切手展2011」(金箔付、2011年7月28日発行)は、全国で20万枚(10万シート)限定発売される

特殊切手「日本国際切手展2011」(金箔付、2011年7月28日発行)は、全国で20万枚(10万シート)限定発売される

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 パシフィコ横浜の展示ホール(横浜市西区みなとみらい1)で7月28日より、「日本国際切手展2011」が開催される。

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 郵趣の発展向上と普及を目的としたイベントで、近代郵便制度が発足してから100年目に当たる1971年より10年おきに開催している。140年目を迎える今年は、「小さな切手が世界をつなぐ」をテーマに、国際郵便創業の地である「横浜」で、65の国と地域から出品される世界有数の優れた切手コレクションを展示する。

 主催は郵便事業(東京都千代田区)、日本郵趣連合(東京都中央区)、日本郵趣協会(東京都豊島区)の3団体。動員目標は6日間で10万人。

 競争作品展示コーナーでは、65の国と地域から出品された528作品・総数2,327フレームの作品を展示し、世界各国のトップコレクターがコレクションを競い合う。

 特別展示コーナーでは、「世界のマンガ・アニメ切手大集合」と題して、ディズニーキャラクター、スパイダーマン、ムーミン、機関車トーマスなどの人気マンガ・アニメ切手を展示するほか、「音楽のきけるレコード型切手」(ブータン)・「湿度で色が変わり、文字が見える切手」(ニュージーランド)・「木製切手」(イタリア)・「チョコレートの香りがする切手」(スイス)・「磁石でくっつく切手」(イタリア)など、五感で楽しめる世界の珍しい切手を紹介する。

 臨時郵便局では、同展を記念して7月28日に発行される特殊切手(3種)をはじめ、人気アニメシリーズの切手や、日本初の金箔付特殊切手「日本国際切手展2011」開催記念フレーム切手などを販売。毎日図柄の変わる日替わり小型記念通信日付印も受け付ける。

 会場では、外国郵政ブースや臨時出張所で切手を購入すると記念印を押してもらえる「切手パスポート」(無料・数量限定)を配布するほか、ハローキティやピカチュウ、ムーミン&ミイなど「世界のマンガ・アニメ切手」の中のキャラクター(着ぐるみ)との写真撮影コーナーも。

 「日本国際切手展2011」運営委員会議長の鍋倉眞一さんは「郵便切手は、各国の歴史、自然、芸術などが凝縮され、『小さな外交官』とも形容されております。今回の展示が、文化の香り高い郵趣を通じて世界の人々が出会い、国際親善につながることを心より願っております」と話す。

 開催時間は10時から18時(最終日は15時終了)。入場料は高校生以上=1日券500円、通し券(6日間)1,000円。中学生以下無料。問い合わせは「日本国際切手展2011」広報事務局(TEL 03-3445-2670)。8月2日まで。

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