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nitehi worksで「アートリノベーション」をテーマに公開会議

会場のnitehi works

会場のnitehi works

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 中区若葉町にある古ビルを再生したオープンスペース兼カフェ「nitehi works」(横浜市中区若葉町3)で7月27日、横浜エリアで「アートリノベーション」を手がけるアーティストを中心にアートリノベーションの支援事業を行う4組のゲストを招き、プロジェクトの現状を発表し、アートリノベーションの今後の可能性を探る公開会議「若葉町ジャンクション-アートリノベーション」が開催される。

 近年、空き物件の増加とリノベーションの認知度が高まる中で、今後ますます特長をもった「場」づくりが必要であり、空間をつくるための「アート」、空間をつくった後にその場を育てていく「アート」が有効になるとの思いから、今回のイベントでは、その両方を総称して「アートリノベーション」と呼んでいる。

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 同イベントの主催者は、美術館や画廊と異なる領域(オルタナティブ)でアート活動をしている組織や個人とのネットワークからアートシーンの活性化を図る「Art Autonomy Network(AAN)」と、再生(リジェネレーション)をテーマに、美術作家、稲吉稔さんを中心とした人と街と交わる活動を通じてアートリノベーションによる空間制作などの事業を展開している「nitehi works」、既に所有者のいる店舗やオフィス、商店街などの空いている空間や時間(=間借りブッケン)を発見し、紹介していくメディアで街を活性化していくビジネスを手がける「MaGaRi」。

 イベントは3部構成で進められ、第1部では「ヨコハマ創造都市センター」の杉崎さんをはじめとするアートリノベーションに関わる4組の発表があり、第2部ではゲスト出演者と来場者を交えたアートリノベーションについての公開会議が行われる。第3部に交流会を予定している。

 「アートリノベーションに興味のある方はもちろん、アーティストやアーティストの卵、不動産オーナーや仲介会社、建築家、施工会社など協力し活動できる方々にぜひ参加してもらいたいですね。来場者には横浜の地域メディアの方や横浜界隈のユニークな人たちもいるので、人と人をつなぐいい機会になれば」と語るのは、主催者であり、イベントの司会進行も務める「MaGaRi」の今村ひろゆきさん。

 交流会は、会場のnitehi works内のカフェで各自が好きな飲み物や食べ物を注文し、現金で支払うキャッシュオンの立食形式になっており、ゲスト出演者と来場者の新しい出会いの場となり、アートリノベーション談義に花を咲かせることになりそうだ。

 今村さんは「今後も定期的にイベントを開催することを視野に入れ、アートリノベーションの気運を高めていきたい」と意気込みを語った。

 開場=18時30分、開演=19時、交流会=21時~21時30分。予約制で参加費1,000円。申し込み、問い合わせは下記「MaGaRi」サイト内のお問い合わせフォームまで。

 会場となる「nitehi works」は、2010年度の横浜市空き店舗活用認定事業の一環として、築44年の3階建て廃ビル(元、日専連・横浜専門店会)を改修して、昨年6月にオープン。アートユニット「似て非Works」が、屋上の室外機を天井の巨大ファンに再利用、貯水タンクや金庫の扉をディスプレイするなど、廃ビル自体がもつ既存の特性を生かした独自のリノベーションを行った。

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