横浜ランドマークタワー、駐車場サービスに「セグウェイ」導入

セグウェイに乗った管理スタッフが案内している様子

セグウェイに乗った管理スタッフが案内している様子

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 三菱地所と三菱地所ビルマネジメントは、横浜ランドマークタワー附属のランドマーク地下駐車場(横浜市西区みなとみらい2)で、電動パーソナルモビリティ「セグウェイ PT」を使用したサービスを開始している。

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 「セグウェイ」は、米国セグウェイ社が開発した立ち乗り型の電動二輪車。ジャイロセンサーによる自律制御機能で、アクセルやブレーキの操作なしに体重移動だけで操作でき、排出ガスがゼロで環境に優しいことから、パーソナルモビリティとして注目を集めている。

 今回は、セグウェイが徒歩や自転車による従来の巡回よりも機動性に優れ、また、視点が高く周囲を見渡せることから、駐車場内の安全性の向上につながるとして2台のセグウェイをランドマーク地下駐車場に導入した。横浜市内では、パシフィコ横浜の展示ホール内での警備パトロール用途としてセグウェイが正式採用されている。

 ランドマーク地下駐車場は、高さ制限2.1メートルの出入り口3カ所、地下1階から地下3階までで約1,400台を収容する、24時間営業の大型地下駐車場。地下1階には、洗車などのカーケアサービスを設置。駐車料金は30分260円。

 三菱地所ビルマネジメント 横浜営業管理部の菊池竜二さんは「6月30日より運用を開始していますが、さっそく駐車場利用者から注目され、セグウェイに乗車したスタッフに質問する機会が増えるなど、コミュニケーションツールとしての効果を感じている。今後もランドマークタワーを中心に、みなとみらい地区で環境に配慮した安心安全で地域と共生したまちづくりを目指していきます」と話す。

 三菱地所は、2009年9月より、電気自動車(EV)の普及に向けた貢献事業の一環として、ランドマーク地下駐車場に県内最大の電気自動車充電設備を設置、運用している。ランドマークタワー駐車場内地下3階(b-816)に急速充電器1台、同駐車場内地下3階(車室b-817=3台、b-819=3台、b-821=2台)に普通充電用コンセント(合計8カ所)を設置し、同駐車場を利用する一般のEVユーザーに無料で提供している。

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