キャプテン翼スタジアムで参加型サッカーイベント-川島永嗣選手も

7月11日に行われた「ユニバーサル フットボール ジャム」の様子

7月11日に行われた「ユニバーサル フットボール ジャム」の様子

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 みなとみらい21地区にオープンしたキャプテン翼スタジアム「SPORDIUM YOKOHAMA(スポージアム横浜)」(横浜市中区北仲通5)で7月11日、参加型のユニバーサルサッカーイベント「ユニバーサル フットボール ジャム」が開催された。

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 ユニバーサル フットボール ジャムは、アスリートが中心となり、障がい者、健常者がサッカーという共通言語を通じ、垣根を越えて楽しむことのできるサッカーイベント。「スターの力で、日本をより良い方向へ」を合言葉にプロアスリートの社会貢献活動をプロデュースするNPO「STAR POWER(スターパワー)」(東京都世田谷区)が主催した。

 参加者は、現役フットサルプレーヤーの木暮賢一郎さん(名古屋オーシャンズ所属)、高橋健介さん(スペインリーグクラブ「カハ・セゴビア」所属)、小宮山友祐さん(バルドラール浦安)。元Jリーガーの遠藤彰弘さん、井手口純さん。ブラインドサッカー日本代表、日本ろう者サッカー日本代表、日本脳性マヒ7人制サッカー日本代表ほか。ベルギー1部リーグ・リールセへの完全移籍が決定した、「2010南アフリカW杯」日本代表GK(ゴールキーパー)の川島永嗣選手も駆けつけた。

 当日は午前・午後の部に分かれ、現役フットサルプレーヤーや元Jリーガーによるチャリティクリニックのほか、アイマスクを装着して行う「ブラインドサッカー体験会」、障がい者と健常者、トップアスリートの混合チームによる「MIX FOOT BALL大会」を実施。チャリティクリニックに約70人、ゴール大会に約90人の子どもが参加し、表彰式では選手から3人の子どもに「ベストスマイル賞」が贈られた。

 閉会式で川島選手は「今日は楽しい時間をありがとう。サッカーを通してみんなの顔に笑顔が浮かび、自分たちも明日から『がんばろう』という気持ちになれた。ワールドカップを見た方から『がんばろうと思った』という声をたくさんもらったが、今回は僕が皆さんからパワーをもらった。皆さんの協力でこのイベントが開催されたことに感謝しています。これからもこのような試みを広げていきたい。これからもプレイヤーとしてがんばります」と語った。

 スターパワーは、スポーツマネジメントを中心に行う「アンビションアクト」(東京都渋谷区)が2009年12月に設立したNPO団体。4つの活動コンセプト「アスリートによる病院訪問」「アスリートによる試合招待」「アスリートによるふれあいスポーツイベント」「スポーツ関連団体への寄付」をもとに、ひとりでも多くのアスリートが優秀なプレイヤーとしてだけではなく、社会から尊敬されるロールモデルとして活躍できる場を提供している。

 同NPOはハワイ在住のプロサーファーであるアンジェラ・マキさんらが全国各地で知的障がい児のためのサーフィンスクールを地域の人々と共に行う活動「Ocean’s Love」をサポートしており、7月23日・24日、9月11日には神奈川県茅ヶ崎海岸でボランティアサーフィンスクールを実施。今秋はマラソンイベントの開催も予定している。

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