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横浜市が「生物多様性」を保全するキャッチフレーズを公募

最優秀賞1点、優秀賞2点を選出する

最優秀賞1点、優秀賞2点を選出する

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 横浜市環境創造局(横浜市中区真砂町2)は、「生物多様性」の保全・再生・創造に取り組んでいくためのキャッチフレーズを公募している。

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 これは、国連によって今年が国際生物多様性年と位置づけられ、10月には「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が名古屋市で開催されることなどを受け、横浜市が「生物多様性行動"実践"都市」を目指して実施するもの。

 募集内容は、市民が生物多様性を身近に感じられるような、30文字以内のシンプルなキャッチフレーズとキャッチフレーズのコンセプト。参加資格は横浜市民に限らず、生物多様性の保全に関心のある人なら誰でも応募できる。

 応募作品は選考委員会により審査を行い、最優秀賞1点、優秀賞2点を決定。表彰および記念品の贈呈を行う。また、受賞作品は印刷物やホームページ、関連イベントなどで活用予定という。

 東京都市大学環境情報学部の教授で、横浜市環境創造審議会生物多様性地域戦略検討部会部会長の小堀洋美さんは「横浜市は大都会ながら豊かな環境があり、そこには多様な生き物の営みがあります。しかしこれらの自然や生き物は、私たちが守り育てていかなければ、その輝きを失い物の数は減少してしまいます。生物多様性を保全するための素晴らしいキャッチフレーズを考え、皆で共有することは、私たちの共有の宝物を未来世代に引き継ぐ第一歩になるでしょう」と話す。

 応募は氏名、電話番号、FAX、メールアドレスを明記の上、郵送、FAX、メールのいずれかで横浜市環境創造局企画課まで。6月30 日締切。詳細は同局ホームページから。

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