「ミシュランガイド東京」に横浜も登場-11月刊行の最新版から

左からミシュランくん、林文子横浜市長、日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長

左からミシュランくん、林文子横浜市長、日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長

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 日本ミシュランタイヤ(東京都千代田区)は4月22日、「ミシュランガイド東京」に横浜と鎌倉を加え、「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011」を今年11月に刊行することを発表した。

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 「ミシュランガイド」は、フランスのタイヤメーカー・ミシュラン社により出版される旅行ガイドブック。ホテルやレストランの評価を星の数で現すことで知られており、世界で約1,000万部が販売されている。同誌はこれまで25種類を発行し、23カ国を紹介。日本ではアジア初の発売ということで話題を呼んだ「ミシュランガイド東京」が2007年から年1冊刊行されている。4月21日には昨年から刊行された「ミシュランガイド京都・大阪2010」に神戸を加え、10月に「ミシュランガイド京都・大阪・神戸2011」として刊行することも明らかにしている。

 記者発表で日本ミシュランタイヤ社長のベルナール・デルマスさんは「今回、新たに加わる横浜は日本の大都市のひとつで、中華街など国際色豊かな食文化が魅力です。新しく加わった都市でより優れたレストラン、ホテル、そして旅館を発掘し、より多くの読者の方々に届けたい」と話した。

 東京での記者発表後、同社社長のベルナールさんらは横浜市庁に赴き、林文子横浜市長への表敬訪問を行った。林市長は「横浜は今年、開港151年目になります。外国の新しい文化をいち早く取り入れた町で、アイスクリームやカクテルの日本発祥の地です。今回の発表をとても感謝しております」と話した。

 「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011」は昨年夏頃から、同社の社員でホテル・レストラン業界のプロフェッショナルな知識を持つ調査員が匿名で店舗を訪れ、一般顧客と同じ立場で料理とサービスを体験し評価を行っている。今年秋には掲載店舗を決定。発行部数は日本語版15万部、英語版3万部を予定している。

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