横浜人形の家にカフェ「Elliott Avenue」-豆はシアトル直輸入

「Cafe Elliott Avenue」バリスタの波多純子さん

「Cafe Elliott Avenue」バリスタの波多純子さん

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 「横浜人形の家」1階に4月3日、「Cafe Elliott Avenue(カフェ エリオット アベニュー)」(横浜市中区山下町18、TEL 045-664-5757)がオープンした。

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 同店は、シアトル直輸入の豆「Espresso Vivace(エスプレッソ ビバーチェ)」を利用した高級エスプレッソやラテアートを提供するカフェ。トップバリスタの波多純子さんと輿石賢吾さんが、新山下のカフェ「Do cafe」の拠点を横浜人形の家に移して営業する。

 店内はL字型のレイアウトで、白の壁面と薄茶色を基調とした什器(じゅうき)で明るい雰囲気を演出。高い天井を備えた開放的な空間になっている。店舗面積は約65平方メートル、席数は約30席。

 同店は、シアトル(米国)の名店「Espresso Vivace Roasteria」で焙煎された豆「Espresso Vivace」を毎月2回空輸。海外では同店のみが、本場シアトル直輸入の豆を提供する。波多さんと輿石さんは、「Espresso Vivace Roasteria」で活躍するエスプレッソ業界の重鎮と言われるオーナーのデビッド・ショーマーさんのもとで修業を重ねたバリスタ。

 同店のおすすめメニューは、エスプレッソの苦味があるイメージを変えるまろやかな味わいの「Vivaceのエスプレッソ」(700円)、花模様のラテアートが楽しめる「Vivaceのカフェラテ」(800円)のほか、家族連れの多い人形の家ならではの「キッズメニュー」(300円~)など。今後は、同施設の立地に以前建っていたグランドホテルで日本で最初のカクテルが誕生したことにちなみ、カクテル「バンブー」も提供していく予定。

 バリスタの波多さんは「クオリティーにこだわったコーヒーを入れています。また、お客様の目の前でラテアートを実演するなど、皆様に満足していただけるようなサービスを提供していきたいと思います。チェーン店ではなかなか味わうことのできない、横浜から発信できる、地域密着型のお店を目指したい」と話す。

 営業時間は11時~19時。月曜定休(祝日の場合は営業、翌日休業)。

 店名「Elliott Avenue」は、シアトルの港を臨むストリート名。かつて太平洋の女王と呼ばれ活躍した貨客船「氷川丸」(現、日本郵船氷川丸)が、戦前・戦後を通じ、シアトルの港「Elliott Bay」と横浜を結ぶ北太平洋航路を238回横断したというエピソードに由来している。現在氷川丸は、新店舗向かいの山下公園に係留されている。

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