山下公園で「国際野外アートフェア」‐ハロウィンワークショップも

Tiffany Ownbeyさんの作品「Catch、ペーパーマシェ」

Tiffany Ownbeyさんの作品「Catch、ペーパーマシェ」

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 山下公園おまつり広場(横浜市中区山下町279)で10月30日より、野外でアート作品に触れる「国際野外アートフェア2009横浜」が開催される。

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 同イベントは、「アートを日常に」をキーワードにしたストリートアートフェア。市民と日米アーティストがアート作品を通して気軽に直接交流できる空間を提供し、アートを身近に感じられる生活環境を支援する。期間中はお祭り広場にブースを設置し、絵画(水彩画、油絵)、版画、デジタル画、立体オブジェ、写真、工芸、陶芸など多様なジャンルの作品を展示するほか、ワークショップやデモンストレーションをおこなう。主催はNPO法人インターナショナル アート&クラフト プロモーション。

 出展アーティストは、Vincent Pernicanoさんら全米最大級のアートフェアで活躍するアメリカ人、カナダ人アーティスト11人、小林敏大さんをはじめとする国内アーティスト約20人。アニメーション作家でイラストレーターの久里洋二さんも招待作家として参加する。

 10月31日は、「アートハロウィン!!」と題した、コスチュウムやフェイスペイントで仮装を楽しむ「ハロウィーンワークショップ」(参加費1,000円、12時~15時)、水彩の魔術師と言われるShirl K Hathawayさんのユニークな「水彩技法のデモンストレーション」(参加無料、11時~12時頃)。11月1日は、Carroll Swayzeさんと一緒に親子で壁画に挑戦する「ハンドペインティング」(参加費500円、12時~15時頃)を実施。

 会場には、久里さんの作品をプリントしたTシャツなどを販売するイベント記念品販売所や、カード決済端末機を設置したクレジットカード支払い受付所、宅配サービス受付所を設ける。

 NPO法人IA&CPの副理事、岡鼻ミドリさんは「アメリカでは50年の歴史を持つ一般的なアートフェアは、美術館や画廊のように敷居も高くなく、お散歩感覚でアートを見て回りながら作家とも気軽に話が出来ます。気に入った作品と出会ったなら、お財布の中のお小遣いでアートを購入してみてください。家に持ち帰れば、昨日とは違う我が家になるはずです」と話す。

 開催時間は10時~16時。11月1日まで。

 NPO法人インターナショナル アート&クラフト プロモーション(IA&CP)は、2009年5月25日に設立した「アートを日常に」をキーワードに活動する市民団体。多様なスタイルや表現力を持つさまざまなアート作品を通じて、創造力、発想力、考える力、見抜く力、判断力、行動力、真のコミュニケーション能力を育む機会の創出を目指す。「国際屋外アートフェア2009横浜」が第1回目の活動。

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