野毛名物・鯨料理の復活目指してくじら料理ラリーとシンポジウム

野毛大道芸ブランド事業「野毛くじら横丁」で行った鯨肉の品見会の様子

野毛大道芸ブランド事業「野毛くじら横丁」で行った鯨肉の品見会の様子

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 古くから飲食店が多く集まる中区の野毛で3月25日、「くじら」をテーマにした交流イベント「第5回 野毛浮世床」が行われる。

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 同イベントは、かつて野毛の名物だった鯨料理の復活を目指して、鯨をテーマにした新名物メニューの開発を進める野毛大道芸ブランド事業「野毛くじら横丁」のプレイベントで「神奈川県異業種グループ連絡会議(異グ連)」との合同企画。今回の「野毛浮世床」では、鯨についてのシンポジウムとくじら料理を楽しむラリーを行う。

 第1部は「鯨と日本人の深い繋がり」と題したシンポジウムを開催。ビデオ「映像で見る調査捕鯨の真実」の上映後、日本捕鯨協会の山本徹さんを講師に迎える講演「知ってます 日本人と鯨の深い関係」と、蔵元による講演「酒にもあるぞ鯨ブランド」。

 第2部は「美味しい鯨と酒」をテーマに、実際に野毛の飲食店3店舗を巡り、鯨料理を酒とともに楽しむ「くじら料理ラリー」を開催。ラリーは、4人1組で2店舗のくじら料理を食べ比べた後、3店舗目「叶家」でくじら料理の品評を行う。

 同事業ではこれまでに鯨肉の品見会や、鯨肉調理の講習会などを行っており、大道芸を見て歩きながらでも食べられるスナックとして「大道芸くじらスティック」「クジラのかりんとう」や、「鯨ギョーザ」「鯨の生春巻き」などのメニューを試作したほか、くじら料理を食べられる飲食店の案内地図「野毛鯨マップ」の作成などに取り組んできた。4月1日には、地域の飲食店や一般市民を対象に「鯨食材の品見会」を実施する予定。

 第1部は15時からで参加費は無料(定員150人)。会場は「野毛Hana*Hana」(横浜市中区花咲町1、横浜にぎわい座向かい)。第2部は17時30分からで参加費3,000円(酒か焼酎とくじら料理1品付、定員50人)。問い合わせは「異グ連」(TEL 045-651-8883)まで。

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