三溪園生誕140周年記念で三溪の住まいなど特別公開

大正時代に三溪が新設した茶室「金毛窟(きんもうくつ)」

大正時代に三溪が新設した茶室「金毛窟(きんもうくつ)」

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷、TEL 045-621-0634)は原三溪生誕140周年を記念して原三溪の住まいや自らのこだわりを持って建造、移築した6棟を特別公開する。

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 今回特別に公開されるのは江戸時代初期に伏見城にあったとされ、画家、海北友松による障壁画が時代の風格を伝える「月華殿」、大正時代に三溪が新設した茶室「金毛窟(きんもうくつ)」、廃寺跡に残る小屋をイメージして三溪が大正時代に建造した茶室「蓮華院」。そのほか、明治時代末に三溪と家族の住まいとして建てられた「鶴翔閣」(横浜市有形文化財)、江戸時代初期に紀州徳川家の別荘として建てられた「臨春閣」(重要文化財)、大正時代に原三溪氏が自らの隠居所として建築した「白雲邸」(横浜市有形文化財)の3棟が昨年に引き続き公開される。白雲邸では三溪が生前使用していたテーブルやイスなどの調度品も展示される。

 公開時間は9時~16時35分(開園時間は17時まで)。公開期間は8月17日まで。入園料は大人(中学生以上)=500円、シニア(65歳以上)=300円、小学生=200円。

三溪園開港150周年を機に“三渓園の生みの親”から学ぶ横浜のユニークな歴史と浜っ子のアイデンティティ(ヨコハマ経済新聞)

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