日本経済新聞と日本新聞博物館（横浜市中区日本大通、TEL　045-661-2040）は現在、同館2階企画室で「新聞の魅力展－アナログとデジタル－」を開催している。

　同展は、1876年12月2日に創刊した日本経済新聞の130周年を記念し「戦後の日本経済の歩み」と「新聞の未来」をテーマに展示を行うもの。同紙一面などに掲載された約130本の「見出し」や同紙人気コラム「私の履歴書」、「ヒット商品番付」の過去の紙面や号外などで同紙の歴史を振り返るほか、最新の情報通信技術を活用した「電子ペーパー」やニュースを解説する「ロボット新聞」の展示などで「新聞の未来」を提示している。「アナログ、デジタルと届ける方法は異なっても、伝えるものは同じだと知らせる」（同社）のが企画の趣旨。

　同館学芸員によると同展は、来場者が自分の好みの年代の映像閲覧や号外の印刷ができるなど「体験型」の展示が多いため、「小学生の社会見学だけではなく、家族連れなどにも好評」だという。開館時間は10時～17時（入館は4時30分まで）。月曜休館。入場料は一般・大学生＝ 500円ほか。12月24日まで。

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