横浜駅西口の「相鉄ムービル」(横浜市西区南幸2)が9月30日に閉館するのを前に、同ビル内の映画館「ムービル」で閉館特別企画「ムービルグランドフィナーレ」が8月28日から始まる。
同ビルは1988(昭和63)年11月12日、初代相鉄ムービルの移設により「2代目相鉄ムービル」として開業した。延床面積は1万3571平方メートル。開業時からのキーテナントの映画館「ムービル」のほか、飲食店などが入居し、映画や演劇、音楽など多彩な文化を発信して横浜駅西口エリアのにぎわいを支えてきた。
開業から37年間、映画を届けてきたムービルは、李相日監督作品など、横浜・ムービルにちなんだ全30作品を特集上映する。
特集は「絶叫ファイナル!ホラー映画特集」「横浜ゆかりの名監督:李相日監督特集」「ご当地映画!あぶ刑事特集」「最後にムービルで観たい!年代ごとリクエスト上映」の4種類。
「絶叫ファイナル!ホラー映画特集」は8月28日~9月3日。「ムカデ人間 4K」「死霊のはらわた」「ホステル」「食人族 4K リマスター 無修正完全版」「キラーカブトガニ」を上映する。
9月4日~10日は李相日監督特集。「スクラップ・ヘブン」「フラガール」「怒り」「流浪の月」「国宝」を取り上げる。9月11日~17日の「あぶ刑事特集」では、「あぶない刑事」「またまたあぶない刑事」「もっともあぶない刑事」「さらば あぶない刑事」「帰ってきた あぶない刑事」を上映する。
9月18日~30日の「最後にムービルで観たい!年代ごとリクエスト上映」は年代ごとリクエストに応える。1970年代の「銀河鉄道999」から、1980年代「E.T.」「ニュー・シネマ・パラダイス」、2000年代の「ヨコハマメリー」「バトル・ロワイアル」、2010年代の「カメラを止めるな!」「グレイテスト・ショーマン」、2020年代の「RRR」「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」などを上映する。
監督や出演者らを招いたトークショー付き上映も全13回実施。李相日監督、中村高寛監督、友近、小林賢太郎監督らが登壇するほか、9月5日にはムービル支配人・泉慎太郎さんらによる「ニュー・シネマ・パラダイス」特別企画も行う。9月30日には「RRR」の応援上映も予定する。
9月1日からムービルのイラストをパッケージに採用した「ムービルオリジナルサクマドロップス」や、オリジナルパン「ムビィ」を販売。Tシャツやアクリルスタンド、トートバッグ、キーホルダーなどの記念グッズも用意する。
劇場では「ムービルが閉館したあとも。この場所で生まれた思い出や感動が未来につながっていく」ようにと思いを込め、9月1日~30日、飲食売店で使用した紙コップを専用回収ボックスで回収し、リサイクルする企画「エンドロールのその先へ」も実施する。
ムービル支配人の泉慎太郎さんは「これまでムービルを支えてくださった皆さまへ感謝の気持ちを込め、最後にさまざまな企画を用意した。思い出を振り返りながら、最後のひとときまでムービルでの時間をお楽しみいただければ」とコメントしている。
特集上映の鑑賞料金は一般=1,300円、高校生以下=1,000円。各上映日の2日前から公式ホームページで販売する。