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横浜生まれの連作ショートフィルム「Life works」 12の物語を特集上映

Life works vol.17(第二期)「グッドモーニング」より ©Life works

Life works vol.17(第二期)「グッドモーニング」より ©Life works

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 シネマジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)で、映画「Life works」の特集上映として、第二期(vol.13~18)と第三期(vol.19~24)が一挙にまとめて公開される。

Life works vol.22(第三期)「MARA」、シネマリンでの舞台あいさつ

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 「Life works」は横浜に生まれ育った映画監督で俳優の利重剛さんと、映画「ヨコハマメリー」監督の中村高寛が二人でプロデュースする短編映画。

 「横浜シネマリン」と「シネマ・ジャック&ベティ」の2館で、2015年より本編前の「オマケ映画」として、定期的に無料上映してきた。作品はどれも5分~15分の一話完結で毎月、新作に替わる。全編、横浜を舞台に撮影され、横浜の映画館で上映される横浜発の映画プロジェクトだ。

 特集上映では、2016年8月~2019年6月の間に上映された第二期、第三期の12本を、日替わりで上映する。

 ロケ地は中区、西区のほか、保土ケ谷区、青葉区なども。「グッドモーニング」(Vol.17)は、地元横浜を半世紀以上撮り続けてきた写真家・森日出夫さんの初映画監督作品、「ハマの靴探偵」(Vol.20)は野毛にあるピンク映画館「光音座」がロケ地となっているなど、挑戦的な試みにあふれる。

 プロデューサーの中村さんは「私がリスペクトし刺激を受ける作り手たちが参加してくれた。それぞれが見つめる『ヨコハマ』があって、私が知らない『ヨコハマ』が映っている。オマケ映画だけど、本編に勝つ意気込みで作った12本。オマケの時は、いつどの映画を見に行くとオマケが見られるかは運だめしのような、一期一会だった。まとめて見られる機会は貴重、必見です」と来場を呼び掛ける。

 上映後の舞台あいさつも充実。登壇予定は、1月25日=大島葉子、優恵、花島希美、佐藤有里子、利重剛。26日=大崎章監督、和田光沙。27日=中村高寛、澤千尋。28 日=伊月肇監督、鶴川健吉。29 日=森日出夫監督、高橋長英、上原用子。30日(30日のみ上映前)=井川広太郎監督、小野瀬雅生、大重わたる。

 上映開始時刻は、1月25、26日=13時15分~、27~31日=19時30分~。チケットは一般=1,000円。上映期間は1月25日から31日まで。問い合わせはシネマ・ジャック&ベティ(TEL 045-243-9800)まで。

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