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三溪園で中秋の名月を楽しむ「観月会」-伝統音楽、インスタレーションも

ライトアップされた「旧燈明寺三重塔」

ライトアップされた「旧燈明寺三重塔」

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58)で9月5日から、中秋の名月を観賞する「観月会」が開催される。

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 毎年「中秋の名月」に合わせて開催される秋の恒例イベント。期間中は開園時間を延長した園内で、ライトアップされた歴史的建造物の幻想的な姿を観賞することができる。また、江戸時代初期の紀州徳川家の別荘建築であった国指定重要文化財「臨春閣」を舞台に日替わりで音楽を演奏する。

 舞台スケジュールは、9月5日=ジャズ(シャンティドラゴン)、6日=筝曲(琴美会)、7日=雅楽(横浜雅楽会)、8日=琵琶(薩摩琵琶錦心流中谷派襄水会)、9日=弦楽三重奏(ステュアート弦楽三重奏団)。

 また、期間中は、アートイベント「本牧アートプロジェクト2014」(主催:NPO法人「Offsite Dance Project」)のプレイベントとして、アニメーション作家・稲葉まりさんの「幻灯インスタレーション」を実施。重要文化財の旧燈明寺本堂を舞台に、新しいのにどこか懐かしい映像世界を描き出す。

 三溪園広報担当の吉川利一さんは「十五夜には、内苑からは時間の経過とともに旧燈明寺三重塔の上を移動していく満月が楽しめる。今年は新たに取り入れた、9月7日限定で合掌造りで催す月にちなんだ『語り』、期間中に毎日開催する映像インスタレーションを併せてお楽しみいただければ」と話している。

 観月会の開催時間は18時~20時30分。入園料は大人500円(市内在住65歳以上無料)、小学生200円。9月9日まで。

 今年は中秋の名月が9月8日となる。

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