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横浜中華街に浮世団子がたのしめる「カヤ茶屋」-文明開化がテーマ

「カヤ茶屋」スタッフの佐藤直美さん

「カヤ茶屋」スタッフの佐藤直美さん

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 エスニックの老舗「チャイハネ」を運営する「アミナコレクション」(横浜市中区山下町123)は7月5日、横浜中華街の和雑貨店「倭物や カヤ」3階にオリジナル団子を提供する「カヤ茶屋」(中区山下町165)をオープンした。

浮世絵をイメージしてつくられた「文明開化 浮世団子」

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 「カヤ茶屋」では、創業85年の老舗あん製造業「横浜北川製餡所」(西区浅間町2)とのコラボレーションによる「文明開化 浮世団子」と、世界緑茶コンテストで金賞を受賞したこだわりのお茶がたのしめる。アミナコレクションの新業態店。

 店内は横浜浮世絵をモチーフにしたレトロな雰囲気で、店舗面積は約34平方メートル。座布団席26席の開放的なイートインスペースが設けられている。

 浮世団子は、浮世絵をイメージしてつくられたオリジナル団子で、中華街限定の「杏仁豆腐餡」から、開港時の横浜を思わせる「ワインカシス餡」や「珈琲餡」、定番の「抹茶餡」や「大納言餡」まで10種類の餡(あん)を用意。団子は1本各100円、「米粉」もしくは「よもぎ」を選べる。

 同店のおすすめは、好みの餡とお茶が選べる「浮世団子セット」(600円、団子3本・お茶)。緑茶は「かぶせ煎茶 彩葉」と「深蒸し煎茶 悠」の2種類(各400円)をそろえ、夏季はアイス緑茶も提供する。

 アミナコレクションの野瀬歩さんは「中華街散策のひと休みにぴったりな『カヤ茶屋』。テーブルのない休憩処のような店内で、ゆっくりとくつろいでほしい。色彩豊かな浮世団子をいろいろ食べて、和と洋が融合した文明開化を五感で味わってもらえたら」と話している。

 営業時間は平日=11時~19時、土曜・日曜・祝日=11時~20時。ラストオーダーは閉店30分前。

 「倭物や カヤ」は、文明開化をテーマにした和雑貨店。日本の伝統文化を現代にいかすオリジナル商品をはじめ、手ぬぐいや風呂敷、和小物、タオル、ファッション小物、アクセサリー、足袋など幅広いアイテムをそろえる。

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