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「写真集の読み方」テーマにWEB公開講座-講師に石巻出身の写真家・橋本照嵩さん

写真家の橋本照嵩さん

写真家の橋本照嵩さん

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 Twitter(ツイッター)やUstream(ユーストリーム)などのソーシャルメディアを利用し、誰でも自由に受講できる講座を実施してインターネットで放送する「ツブヤ大学」は2月22日、春風社(横浜市西区紅葉ヶ丘53)で「BooK学科 ヨコハマ講座~よこはま 本への旅~」を開催する。

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 「BooK学科 ヨコハマ講座」は、昨年10月に開始。毎月横浜にゆかりのある本にまつわるゲストを招いて話を聞き、その様子をインターネットで中継する。5限目となる今回のテーマは「写真集の読み方」。写真家の橋本照嵩さんを迎え、横浜の出版社「春風社」代表の三浦衛さんがインタビュアーとして対談する。

 橋本さんは、1939年宮城県石巻市生まれ。1974年に写真集「瞽女」で日本写真協会新人賞受賞後、谷川雁、井伏鱒二、大岡昇平、 富士正晴、山口誓子、加藤楸邨などの作家・俳人や、喜多郎、野茂英雄、原田芳雄、村田兆治らミュージシャン、芸能人、スポーツ選手の肖像写真を多く手掛けてきた。出身地の石巻市では子どもたちと写真撮影会を行い、継続的に展覧会を主宰。東日本大震災後、被災地の写真を精力的に撮り続け、現在春風社のウェブサイトで「石巻から」のタイトルで連載している。

 三浦さんは「当日はスライドを見ながら、写真集を読む喜び、写真集を作る苦労と楽しさ、子どもの写真の特徴とすごさ、被災したふるさと石巻での撮影にかける思いなどについてお話しいただきます」と話している。

 開催時間は20時~21時。参加費は1,000円。定員50人。講座の模様はUstreamでインターネット中継する。申し込みはホームページで。

 ツブヤ大学は、横浜市中区に拠点を置くNPO法人ツブヤ・ユニバーシティーによる運営。同NPO法人は、Twitter上で盛り上がりを見せた架空の区「粒谷区(ツブヤク)」の活動の一環として活動をスタートし、昨年1月にNPO法人として認可を受けた。

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