横浜港で、世界最深の潜水調査船「しんかい6500」を一般公開

有人潜水調査船「しんかい6500」

有人潜水調査船「しんかい6500」

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 横浜開港150周年協会は6月13日、横浜港で、深海探査の最先端をゆく海洋研究開発機構(JAMSTEC)の船舶を一般公開する。

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 今回一般公開するのは、深海潜水調査船支援母船「よこすか」と有人潜水調査船「しんかい6500」。

 同イベントは「開国博Y150」および「海フェスタよこはま2009」の一環として行われ、横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」の期間中に、海洋調査船や帆船などのさまざまな機能・働きを持つ船舶を招聘し一般公開する。海洋研究開発機構や東海大学、海上自衛隊などの協力により、ベイサイドエリア内の埠頭で普段見ることのできない船舶の内部を見学することができる。

 「しんかい6500」は1990年に完成し、日本近海、太平洋、大西洋、インド洋などで海底の地形や地質、深海生物などの調査を行い、2007年に通算1,000回目の潜航を達成した。全長9.5メートル、幅2.7メートル、高さ3.2メートル、空中重量約26トン、最大潜航深度6,500メートル、乗員数3人、通常潜航時間8時間。

 支援母船「よこすか」は、最大潜航深度6,500メートルの能力を持つ、世界最高水準の大深度潜水調査船「しんかい6500」の支援母船。深海底表層・断層地形や地質構造を解明するためのさまざまな機能を持ち、深海・海溝域の総合的な調査観測研究を行う。全長105メートル、幅16メートル、深さ7.3メートル、総トン数4,439トン、定員60人。

 開催は、横浜港新港埠頭8号バースで10時~17時(16時30分乗船受付終了)、入場無料。問い合わせはY150コールセンター(TEL 045-414-0103)まで。

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