日本新聞博物館で「開港5港と新聞」展-新聞は開港場に生まれる

嘉永6年のペリー来航を伝えるかわら版「蒸気ノレカツト舶之図」

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 「日本新聞博物館 ニュースパーク」(横浜市中区日本大通11)は、開港5都市に生まれた新聞の歴史をたどる企画展「開港5港と新聞」を開催している。

 同展示は、横浜が今年6月に国際貿易港として開港してから150周年を迎えたことを記念して企画されたもので、1858(安政5)年の日米修好通商条約により開港した横浜、長崎、函館、神戸、新潟で発行されている新聞6紙の協力を得て実現。開港5都市に生まれた新聞の歴史に焦点を当て、幕末期に誕生した新聞を中心とする約200点の資料により、開港による人や海外情報、文化の流入など新聞誕生における開港の意味に迫る。

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 関連イベントとして6月20日に「開港5港と新聞」の開催記念講演会「新聞は開港場に生まれる」を開催。上智大学名誉教授の春原昭彦さんが「開港と新聞の誕生」をテーマに、上智大学文学部教授の鈴木雄雅さんが「外国人居留地と新聞」について講演する。会場は、2階ニュースパークシアターで定員120人(要事前申込み先着順・聴講無料、当日は博物館の無料見学可能)。申込み方法は当館ホームページより。

 入場料は、一般・大学生=500円、65歳以上=400円、高校生=300円、小・中学生無料。開館は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜日休館。企画展は2階企画展示室で7月20日まで。

 同展示担当者の平野新一郎さんは「記念講演会では、新聞誕生に開港が与えた影響や、居留地で発行された英字新聞が果たした役割など、幕末・明治期の新聞事情についてお話いただきます。あわせて企画展をご覧いただければ、開港と新聞との深い関わりについて、いっそう知識を深めていただけると思いますので是非ご来場ください」と話す。

 日本新聞博物館は日刊新聞発祥の地である横浜市に2000年10月に開館。常設展示として、新聞の歴史や新聞がつくられるまでを紹介するほか、企画展示室ではテーマに沿った展示を行っている。また、パソコンで新聞の製作体験ができる「新聞製作工房」や全国の主要紙を閲覧できる「新聞ライブラリー」が併設されている。同博物館がある横浜情報文化センターの8階には、放送番組を収集・保存して一般にも公開している「放送ライブラリー」が入居している。

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