開国博Y150「マザーポートエリア」が始動-たねまるマップ配布も

横浜開港資料館のマップ配布スポット「たねまるポット」

横浜開港資料館のマップ配布スポット「たねまるポット」

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 横浜開港150周年の記念テーマイベント「開国博Y150」の連動プロジェクト「マザーポートエリア」が本格始動。横浜都心臨海部のエリア情報を盛り込んだ回遊ルートマップ「たねまるマップvol.1」の配布が1月17日にスタートした。

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 「マザーポートエリア」は、横浜駅周辺から山下・山手地区を中心に野毛や伊勢佐木町を含む地域が展開。開港150周年の2009年に横浜を訪れる市内外からの来街者に、横浜ベイエリアの魅力を伝え、街全体を楽しんでもらうことを目的に、2009年12月末まで継続して行う事業。

 「たねまるマップvol.1」は、市民有志が実際に歩いて見つけたビューポイント、休憩スポットなどのお薦め・人気の場所を紹介するほか、「未来都市体験コース」「開港の歴史コース」など、横浜の街を楽しめるお薦めの回遊ルートを写真をまじえて紹介するもの。

 「よこはまマザーポート楽校」や「グリーンマップ横浜」などの市民有志によるプロジェクトや、地域の商店街などの協力を得て、横浜開港150周年協会が発行した。エリア内の施設や商店街、観光スポットなど16カ所に、携帯電話で地域情報にアクセスできるQRコード付きのラック「たねまるポット」を設置し配布している。発行部数は30万部。

 「よこはまマザーポート楽校」の事務局長を務める高村典子さんは「昨年の1月から『ヨコハマMy Map』をテーマに、講座やまち歩き、地図作りのワークショップなどを行ってきました。『たねまるマップ』を持って市民のおすすめ&よりみちコースをぜひ一緒に歩いてみてくださいね」と話している。

 「マザーポートエリア」では、開国博Y150が始まる4月28日より、「たねまるスタンプラリー」や、市民ボランティアによるガイドツアー「ヨコハマまち歩き150」、マザーポートエリア内の美術館や博物館、観光施設などの優待割引サービスのほか、地域と連携したプロジェクトの企画・運営などを行っていく計画。

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