開港150周年記念イベント内容・キャラクター名称が発表に

中田宏横浜市長の定例記者会見で横浜開港150周年イベントの概要が発表に。中央はマスコットキャラクター「たねまる」。

中田宏横浜市長の定例記者会見で横浜開港150周年イベントの概要が発表に。中央はマスコットキャラクター「たねまる」。

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 横浜開港150周年協会は1月16日、2009年の横浜開港150周年の開港記念日の500日前となる1月19日に先駆け、記念テーマイベントの内容やマスコットキャラクターの愛称などを発表した。

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 マスコットキャラクターの愛称は昨年11月に募集し、全国から集まった4,906点の作品の中から「たねまる」が選ばれた。審査員のひとりで開港150周年事業のプロデューサー小川巧記さんは「『まる』は船を表し、キャラクターが持つ『たねが船に乗って出港』しているイメージが素直に表現されている」と選定理由について話した。

 横浜開港150周年記念テーマイベント「開国・開港Y150」については、2009年4月28日から9月27日までの期間に、新港会場に約500人収容のスーパーハイビジョン映像シアターを開設し、会場テーマ「創造力の種」にちなんだ映像を上映する。そのほか、大さん橋ホールには「海洋都市Yシアター」を設け、映像プロデューサーに横浜国立大学卒で横浜市在住経験のある映画監督の岩井俊二さんを起用すると発表した。横浜の「未来」や「旅立ち」をテーマにした、岩井さんにとって初のアニメーション作品のプロデュースとなる約20分の映画を制作・上映する。

 ヒルサイドエリアに関しては、市民参加の受け皿として2008年度に、横浜開港150周年協会内(横浜市中区新港1)に市民参加のためのワンストップ機能を備えた「市民参加センター(仮称)」を設置。さまざまな形でイベントへの参加を希望する市民のニーズに応える。

 1月19日には開港150周年500日前カウントダウンイベントとして、これまで募集してきた「ヒルサイド」のイベント参加で応募のあった308人の「市民創発メンバー」が参加してプロジェクトづくりを行っていくワークショップ「創発支援プログラム」がスタートする。そのほか、「横浜FUNEプロジェクト」のワークショップとして、日比野克彦アートプロデューサーと120人の参加者により、ダンボールで横浜ゆかりのFUNE(船)をつくるプロジェクトが行われる。

 また同日、横浜駅周辺~山下・山手地区に「たねまる」が登場し、キャラクターシールの配布などがおこなわれる。配付場所は「ホテル ニューグランド前」、「赤レンガ倉庫」 、みなとみらい地区の「ワクワクもくもく広場」、「横浜ベイクォーター」のほか、横浜スタジアムで開催される萩本欽一さん率いる「ゴールデンゴールズ」VS松坂大輔さん率いる「サムライ」の野球試合でも150周年をPRする。

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