横浜スタジアム、改修で米・大リーグ仕様の椅子を導入へ

横浜スタジアムが座席の一部を大リーグ仕様へ(写真=変更後のスタンドイメージ)

横浜スタジアムが座席の一部を大リーグ仕様へ(写真=変更後のスタンドイメージ)

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 横浜スタジアム(横浜市中区横浜公園)は11月24日より同スタジアムの改修工事を行い、年間席エリアの一部の座席へ大リーグ仕様の椅子を導入する。

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 改修は、2007年に迎える横浜スタジアムの30シーズン目を機に、「座席の横幅が狭い」「跳ね上げ式の椅子にならないか」などの観客の従来の要望に応えて実現したもの。改修エリアは、バックネット裏の「シーズン・シート」と「スター・シート」の一部に当たる約6,000席のエリアで、現在の床奥行を10センチメートル拡張し85センチにするほか、前後の座席の段差も約10センチかさ上げする。また、椅子を幅=42センチの固定椅子から幅=50センチの跳ね上げタイプに交換するため、同エリアの座席数は約2,000席減の約4,000席となる。改修エリアに新たに導入する椅子は、ヤンキースタジアム、メトロドームなどと同タイプのアメリカン・シーティング社製で、座席の色は現在のオレンジ色からブルーへ変わる。工事期間は来年2月28日まで。総工費は1億5千万円。

 改修に伴い、同球場を本拠地とする横浜ベイスターズは、年間指定席のエリア・名称・価格の一部を変更し、改修エリアは「ベイブルーシート」として新たに販売を行う。また同球団広報担当者は「快適な観戦環境を実現することで、メジャーリーグ感覚を意識したボールパーク化推進していきたい」と話している。

 横浜スタジアムは1978年に開場した野球場で、施設は横浜市が所有し、建設と管理は株式会社横浜スタジアムが行っている。球場面積は26,200平方メートル、グラウンド面積は13,000平方メートルで収容人数は3万人。

横浜スタジアム横浜ベイスターズ オフィシャル・ウェブサイト

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