
10年前は約4人に1人、現在は男性が過半数に
一般財団法人ベターホーム協会(本部所在地:東京都渋谷区、理事長:大塚義幸、以下「ベターホーム」)が運営する「ベターホームのお料理教室」で、初心者向けコースに占める男性の割合が、2016年8月末の24.0%から、2026年8月末には53.8%へ上昇し、男性が過半数を占めるようになりました。
初心者コースだけでなく料理教室全体でも、男性比率は2016年8月末の15.6%から、2026年8月末には28.5%へ上昇しています。

※初心者向けコース名称は、2016年「お料理はじめての会」、2026年「お料理入門コース」。
「必要だから」より、「やってみたい」から始める男性が多い
ベターホーム協会が男性受講生267人を対象に実施したアンケートでは、料理教室に通い始めた理由は、「料理にチャレンジしてみたくて」が64.0%で最多。「趣味や楽しみとして」も51.3%と半数を超えました。一方、「生活上必要に迫られて」は4.5%と少数でした。

受講後、家で料理をする人は30.0%から80.1%へ
家庭での料理頻度について受講前後を比べると、月2~3回以上家で料理をする人は、受講前の30.0%から受講後は80.1%となり、50.1ポイント上昇しました。「まったく料理をしない」人も34.5%から1.9%へ減少。教室での学びが、家庭で料理をするきっかけになっていることがうかがえます。

「料理はおもしろい」64.4% 食への関心や家族への理解も深まる
料理教室に通って感じたことでは、「今後も料理を続けようと思った」が74.5%で最多。「料理はおもしろいものだと思った」64.4%、「自分にも料理はできそうだと思った」62.2%と続きました。自由回答では、料理を始めたことで食材や調味料、買い物、外食などへの興味が広がったという声のほか、食事を作る家族の大変さに気づいた、家族との会話が増えたといった変化もみられました。料理が新しい楽しみや、人とのつながりを深めるものにもなっていることがわかります。

男性が料理を学ぶことは「家事分担のひとつ」「自然なこと」へ~76.4%が社会の見方の変化を実感
男性が料理を学ぶことへの社会の見方について、10年前に比べて「大きく変わったと思う」「やや変わったと思う」と回答した人は合わせて76.4%でした。
これらの方にどのように変わったと思うかをたずねると、「家事分担のひとつとして受け止められるようになった」が68.6%で最多。「自然なこととして受け止められるようになった」63.2%、「抵抗感が少なくなった」54.4%と続きました。
共働き世帯の増加や、家事を夫婦や家族で担うという意識の広がりなどを背景に、男性が料理をすること自体が、日々の暮らしの一部として受け止められるようになってきたと感じている人が多いようです。

【ベターホームの見解】
「料理教室は女性が通うところ」という従来のイメージは、大きく変わりつつあります。家庭の食のあり方が多様になる中、男性が料理を学ぶことも特別なことではなく、日々の暮らしの中の身近な選択肢になってきました。
今回の調査では、男性が料理を始める理由は、必要性だけでなく、「やってみたい」「楽しそう」という前向きな気持ちが大きいことがわかりました。また、料理を始めたことで、食材や買い物への関心が広がり、家族への理解が深まったという声も寄せられています。
受講後は家庭で料理をする男性の割合も大きく増えており、料理教室で実際に作ってみる経験が、「家でもやってみよう」という次の一歩につながっていることがわかります。料理は、作る楽しさを入口に、旬や産地、食材選びなど、食への関心を広げてくれます。そうした食への関心の広がりは、自分や家族の食事や健康について考えることにもつながります。 高齢化が進む今、自分の食事を自分で選び、整える力は、健やかな暮らしを続けるうえで欠かせない生活力です。
ベターホームでは、これまで料理をする機会の少なかった男性にも、まずは料理の楽しさを知ってほしいと考えています。料理教室が、その最初の一歩になれば幸いです。







