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桜木町駅前で茨城県産野菜の「震災復興チャリティ市」

会場となる「TOCみなとみらいコレットマーレ」1階エントランス前

会場となる「TOCみなとみらいコレットマーレ」1階エントランス前

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 JR桜木町駅前の商業施設「TOCみなとみらいコレットマーレ」1階エントランス前(横浜市中区桜木町1)で4月9日、「茨城県産野菜 震災復興チャリティ市」が開催される。

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 茨城県では、東日本大震災に伴う福島第1原子力発電所事故の影響で、暫定規制値を超える放射線量が検出されたホウレンソウやかき菜、パセリ、原乳の出荷を停止している(4月6日時点)。暫定規制値を下回った安全性が確認されている県内産の農畜産物についても風評被害を受けており、現在、消費者やその消費者を抱えるスーパーや小売業の買い控えにより、販売価格がつかず、大量の農畜産物が廃棄処分されている。

 震災復興チャリティ市では、茨城県内生産者の支援を目的に、横浜市中央卸市場で約40年間野菜の仲卸業を行ってきた「丸秋青果」(神奈川区山内町1)が中心となり、「STOP買い控え!農業大県・茨城県を応援!」をテーマに、茨城県産の安全基準を満たした野菜(国・県の検査結果添付)を販売する。

 販売予定野菜は、レタス、水菜、小松菜、きゅうり、ピーマン、チンゲン菜、ねぎ、ぶなしめじ、イチゴ。当日の売上金は生産者団体を通して茨城県に全額寄付される。

 丸秋青果取締役の下澤洋さんは「適正な流通価格で販売することが生産者の一番の励み。当日は、市場人の心意気で全品売り切り、日頃からお世話になっている生産者のためにできることをしたい」と話している。

 会場はTOCみなとみらいコレットマーレ1階エントランス前。開催時間は12時~17時(完売次第終了)。

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