横浜・神戸の地元若手アーティストによる展覧会「都市との対話」

プラレールを使った作品「パラモデリック・グラフィティー」(作:パラモデル)©kyoto art center / photo seiji toyonaga / Courtesy mori yu gallery 協力:株式会社タカラトミー

プラレールを使った作品「パラモデリック・グラフィティー」(作:パラモデル)©kyoto art center / photo seiji toyonaga / Courtesy mori yu gallery 協力:株式会社タカラトミー

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 横浜を拠点として現代美術を中心にイベントの企画・制作を行う「ノマドプロダクション」は9月1日から、BankART Studio NYK(横浜市中区海岸通)で7組の若手現代アーティストによる展覧会「都市との対話-Dialogue with the City-」を開催する。

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 同展覧会は、都市やその風景などをモチーフにした7組の若手現代アーティストの作品を通して、それぞれが置かれている生活感や都市感や都市における文化・芸術のあり方を問うもの。都圏と関西圏をそれぞれ基盤とするアーティストの相互紹介を目的に、同じ港町で文化芸術創造都市を目指す横浜と神戸の2都市で開催する。

 展示作品は、山下律子さんの都市の風景を描いた絵画作品、カトウチカさんの映像や写真によってイメージネットワークを創造するインスタレーション作品、横浜在住の狩野哲郎さんによる植物の生活環を表現した作品のほか、さまざまな表現手法で「極楽模型」をテーマに作品発表するユニット「パラモデル」よるプラレールを使ったインスタレーション作品など。そのほか、木ノ下智恵子さん(神戸アートビレッジセンター美術プロデューサー)らを招いてトークショーも行う。

 開催は11時30分~19時。入場料500円。9月17日まで。9月22日からは神戸アートビレッジセンター(神戸市兵庫区)で開催される。

 同展覧会のキュレーター橋本誠さんは「都市生活者として、忙しさの中で日々を消費してしまうことが多い現代、この展覧会を通して芸術・文化に留まらず『都市生活』の良いところや悪いところを振り返って考えてもらうきっかけになれば」と話している。

都市との対話展

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