横浜赤レンガ倉庫1号館（横浜市中区新港、TEL 045-211-1515）で8月15日～18日、「五大路子ひとり芝居『横浜ローザ』赤い靴の娼婦の伝説」が上演される。

　同公演は、横浜で娼婦としての生き方を貫いた白いドレスに白塗り化粧の老女「ハマのメリーさん」をモデルに五大路子さんが5年間かけて取材し、脚本家・杉山義法さんがシナリオを手がけた。1996年に初上演され、横浜出身の女優・五大路子さんが演じ続けてきたひとり芝居で、公演は100ステージを超える。演出は遠藤吉博さん。

　五大路子さんは「戦後35年間街に立ち続けた伝説の娼婦メリーさんの後ろには、何十万という女たちの叫び声が込められている。今年の終戦記念日、赤レンガ倉庫での公演は『新たなるローザの命（世界）』が生まれるよう祈りをこめて演じたい」と、自身が座長を務める横浜夢座のサイトにメッセージを寄せている。

　チケットは一般＝4,000円、当日＝4,500円、学生＝2,500円。

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