CGアートの祭典「アジアグラフ」誕生、横浜と上海で開幕

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ASIAGRAPH2006ヨコハマ実行委員会(アジアグラフィック・アジア芸術科学学会・横浜市)と日本バーチャルリアリティ学会VR文化フォーラムは、アジアのCGアートとデジタルコンテンツの祭典「ASIAGRAPH YOKOHAMA 2006」を4月26日~5月6日まで神奈川県民ホールで開催する。同イベントは、日本製アニメやCG、ゲーム等の影響を受けて発達したアジア独自の表現様式によるCG作品、メディアアート、映像作品などのデジタルコンテンツと、それを支える学術研究、産業技術などを一堂に集める祭典。ASIAGRAPH(アジアグラフ)はこうしたアジアから世界へ広がりつつある新たな創造性の流れを示し、文化の発展や産業人材の育成を目指して日本・中国・韓国が中心となり開催するもので、今年6月に上海で「第1回ASIAGRAPH」の開催が決定している。同展はそのプレイベントとして横浜で初めて開催されるもの。会場には日中韓を代表するCGアーティスト約50名による大型作品、アニメーション、操作型(インタラクティブ)作品、フィギュアなど数百点を展示するほか、特別展示として、世界的CGアーティストで東京大学大学院教授の河口洋一郎氏、ロンドンなど海外でも活躍する造型作家の岸啓介氏、現在13歳の天才少年CGアーティストの林俊作氏、超細密CG曼陀羅を制作しているビジュアルアーティストの倉嶋正彦氏、文化庁メディア芸術祭など多数の受賞歴をもつクリエイターの鷺義勝氏らが企画展示を行う。またCG映像作品の招待展示部門も設け、国内の主要公募展の入賞作品や、韓国、中国、台湾、インドなどの優秀作品を展示上映する。初日にはアジアの動画やメディア芸術・デザインの魅力についてアジアの有識者が語る「アジア芸術科学フォーラム」を開催するほか、期間中はCGを学ぶ学生に向けたセミナー・ワークショップ、展示作家が直にこどもに教えるCG体験教室も開催する。開場時間は9時から18時まで、入場料は一般300円、学生200円、高校生以下無料。アジアグラフのHPで事前登録すると、来場時に会期中何度でも無料で入場できる招待券がもらえる。問合せはアジアグラフィック事務局(TEL 045-481-7940)まで。
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