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横浜マリンタワーで横浜出身Arashi Mさんの個展「昭和アラシ荘2023」

(左から)Arashi Mさん、鈴木絢子さん

(左から)Arashi Mさん、鈴木絢子さん

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 横浜マリンタワー(横浜市中区山下町)2階のアートギャラリーで現在、横浜出身のアーティスト Arashi M(アラシ・エム)さんによる個展「昭和アラシ荘2023」が開催されている。

「昭和アラシ荘2023」Arashi Mさんの作品 

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 Arashi Mさんは1983(昭和58)年、神奈川県横浜市生まれ。「名探偵コナン」「アニメレイトン」「モンストアニメ」など人気アニメの美術監督として国内外で活躍しながら、現代アーティストとして昭和レトロをテーマにした作品を制作する、「デジタルとアナログの二刀流アーティスト」として活躍している。

 今回の個展ではArashi Mさんが幼少期に住んでいた横浜でのお気に入りの場所をモチーフにした作品も制作。昔のマリンタワー、中華街、港町通り商店街などをノスタルジックに描いている。

 昭和の少女や風景をフィルムカメラで撮影したような温かさを、水彩、色鉛筆を使ったように表現。服飾をなりわいにしていた祖母の影響を幼少期から受けていたこともあり、少女の服の質感までも繊細に描いている。

 4月13日にはトークイベント「世界が恋する昭和レトロ×現代アート」も開催。聞き手の美容家鈴木絢子さんは、学生時代を横浜で過ごした。Arashi Mさんが描いたデジタルアートのすしと写真のすしを並べて、写真を選択するクイズも出題されたが判別は難しい。写真と見分けがつかないほど精巧に描く秘訣(ひけつ)について、Arashi Mさんは「デジタルアートを2メートルくらいの大きさに拡大して細かいアプローチを加えた後に縮小する。細かいアプローチをするので、アナログよりデジタルアートは大変」と明かす。

 会場には、AIが描写した星空を組み合わせるなど、創意工夫を重ねた作品群を展示。併せて、現代アーティストとしての創作活動では、「昭和レトロ」をテーマに、平面の絵画作品から、廃材を利用したハンドメードの立体作品まで、オリジナリティーある作品を制作。鳥居などの廃材入手のためトラックを地方に走らせるなどの苦労を重ねているという。絵に描かれたちゃぶ台一つにしても、昭和レトロを再現する努力を惜しまない。

 Arashi Mさんは「私の分身として描いた少女とノスタルジックな昭和レトロの旅を楽しんでほしい」と来場を呼びかける。

 営業時間は10時~18時。入場無料。4月25日まで。

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