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BankART KAIKOでマスキングテープ「mt」イベント テープを使ったアート展示も

浅井裕介さんの作品「呼吸する青と赤、二つの視点で世界を見るために」

浅井裕介さんの作品「呼吸する青と赤、二つの視点で世界を見るために」

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 カモ井加工紙(岡山県倉敷市)が現在、BankART KAIKO(横浜市中区北仲通5)でマスキングテープを集めたイベント「MT ART PROJECT(エムティーアートプロジェクト)」を開催している。

金子未弥さん作品「予感の最小単位」 マスキングテープを素材に

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 マスキングテープは建設現場で塗料の付着防止用に使われるが、近年ではさまざまな色や柄のものが発売され、装飾やラッピングなどに幅広く用いられている。工業用マスキングテープやハエ取りテープなどを製造する同社は2008(平成20)年から、カラフルな色や柄をデザインした文具・雑貨向けの「mt」シリーズを展開している。

 近年、世界各地でアーティストらがマスキングテープを素材とした作品を制作している。自己表現としてのファインアートをはじめ、空間を使った体験をデザインするインスタレーション、ストリートアート、イラストレーションや活字を使ったデザインであるタイポグラフィーなど、マスキングテープを使った表現の範囲が広がっている。

 同展では、マスキングテープを使った文化芸術活動をするアーティストらの作品を国内外から集め、テープアートの世界を知ってもらうことを目的としている。

 担当者は「文具・雑貨としてのマスキングテープ『mt』が誕生して13年、文具のみならず様々な分野へと幅を広げてきた。世界各地に広がる多種多様なテープアートを通して、文具ファンはもちろんマスキングテープを使ったことがない人にもマスキングテープの持つ可能性や『mt』の世界観を伝えたい」と話す。

 会場限定のマスキングテープの販売や、オリジナルアプリ「mt STAMP」ユーザーを対象としたイベント、量り売りの実施なども予定。

 開催時間は11時~19時。入場無料。11月13日まで。

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