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海鮮・懐石料理の「きじま」 サステナブルシーフード・アワードのリーダーシップ部門で栄冠

「第2回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード」の受賞者。向かって右から2人目が杵島弘晃さん。「持続可能な海を将来世代に残すため、様々な取り組みを推進していきたい」と話す。

「第2回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード」の受賞者。向かって右から2人目が杵島弘晃さん。「持続可能な海を将来世代に残すため、様々な取り組みを推進していきたい」と話す。

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 横浜市を中心に和食店を展開する「きじま」(本社=横浜市戸塚区)が11月6日、「第2回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード」のリーダーシップ部門のチャンピオンを受賞、「東京サステナブルシーフード・シンポジウム2020」内の授賞式で表彰された。

名物「活いか姿造り」が入った鮮魚の盛り合わせ「海幸盛」

 同賞はサステナブル・シーフード(持続可能な水産物)の普及や日本の水産業の持続可能性に貢献したプロジェクトを表彰、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)やMSC(海洋管理協議会)日本事務所、ASC(水産養殖管理協議会)ジャパンなどが実行委員会を務める。

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 「美味しい和食と豊かな海を、未来もずっと。」をスローガンに、海の抱える課題に多角的なアプローチで取り組んでいるきじまは、水産物におけるサステナビリティだけでなく、さらなる高みを目指して水産物以外にもトータルでサステナビリティに取り組んでいることが高く評価され、業界のパイオニア的なプロジェクトを表彰するリーダーシップ部門での受賞となった。

 同社は3年前から「食を通じて持続可能な共同体の創造と発展に寄与する」を企業理念に、無添加調味料への切り替えや石油由来の洗剤の使用撤廃、FSC認証の箸の使用、環境印刷の導入などを促進してきた。2019年、日本の和食店で初めてサステナブルシーフードの提供を開始。今年6月に北仲ブリック&ホワイト(中区北仲通5)にオーブンした旗艦店では、古材やFSC認証の木材を使用したテーブルなどを使用するなど、内装も環境に配慮した。ホームページでは「きじまオーガニックチャレンジ」と題して、サステナブルな水産物や、有機/自然栽培の農産物の使用比率を数値化し公開している。

 受賞を受けて、事業戦略室長の杵島弘晃さんは「これからも価値ある食材を将来にわたり継続的に利用できるよう、また外食産業をけん引するリーダーとなるような活動をし続けていきたい」と喜びを語った。

 同アワードの、複数組織の協働による取り組みを表彰するコラボレーション部門では、海光物産、日本IBM、アイエックス・ナレッジ、ライトハウスの「ブロックチェーンを活用した非対面型ビジネスモデルの構築~Ocean to Table~」がチャンピオンを受賞。実行委員会による「特別賞」を臼福本店が受賞した。

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