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中華街・同發新館で「第4回横浜中華街映画祭2015」 会場は元映画館「新光映画劇場」

ウォン・カーウァイ監督(香港)の「恋する惑星」より

ウォン・カーウァイ監督(香港)の「恋する惑星」より

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 横浜中華街の中華菜館「同發(どうはつ)新館ホール」(横浜市中区山下町164)で「第4回横浜中華街映画祭2015」が開催されている。

同發新館は1960年代前半まで映画館「新光映画劇場」として使用されていた

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 会場となる同發新館は、1960年代前半まで映画館「新光映画劇場」として使用され、閉館後は明治時代に創業した広東料理の老舗「同發」の「同發新館」として運営されている。

 今回はウォン・カーウァイ監督(香港)の特集上映をはじめ、中国・台湾の名作、新作などを紹介する。カーウァイ監督特集の「恋する惑星」「天使の涙」「ブエノスアイレス」「花様年華」の4作品、中国のロードムービー「いつか、また」、台湾より「モンガに散る」のほか、「祝宴!シェフ」「天空からの招待状」「全力スマッシュ」「山の郵便配達」の全10作品を上映する。

 10月4日には、ダンスの祭典「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA」開催に合わせ、中国の伝統芸能「京劇」を上演し、在日京劇団「新潮劇院」の張飛鳳(ジャン・フェイファン)さんが映画「さらば、わが愛/覇王別姫」の題材にもなった覇王別姫の中の剣舞を披露する。

 映画祭を主催するシネマ・ジャック&ベティ支配人の梶原俊幸さんは「一昨年、昨年にもチャイナドレスでご入場の方がいらっしゃったので、今年からチャイナドレスと中国服での入場割引を実施することにした。さらに中華文化を楽しんでもらうきっかけになれば」と話す。

 今後の開催日は、9月26日・27日、10月1日・3日・4日・10日。チケットは一般=1,500円、学生・シニア=1,000円、3回券=3,600円、同發ランチ付き鑑賞券=2,200円、チャイナドレスと中国服での入場割引=1,000円、ほか。問い合わせはシネマ・ジャック&ベティ(TEL 045-243-9800)まで。

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