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関内で豊田直之さん写真展「新・かながわ水物語」-水の大切さ伝える活動紹介

「新・かながわ水物語」展示作品

「新・かながわ水物語」展示作品

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 NPO法人「海の森・山の森事務局」(横浜市港北区菊名2)は、6月6日からさくらWORKS<関内>(中区相生町3)で、第21回横浜環境活動賞・市民の部・実践賞の受賞を記念した写真展「新・かながわ水物語」とビジュアルトークショーを開催する。

第21回横浜環境活動賞市民の部・実践賞を受賞した海の森・山の森事務局の豊田直之さん

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 海の森・山の森事務局は、冒険写真家であり代表でもある豊田直之さんの写真作品をベースに、映像と音楽をコラボレーションしたビジュアルコンサートをはじめとしたイベントを開催し、横浜を中心に子どもたちに水の大切さやこれからの時代の水の使い方を伝える活動を行ってきた。今回、これまでの活動が認められ、地域で環境の取り組みを積極的に行なっている団体に与えられる第21回横浜環境活動賞・市民の部・実践賞を受賞。6月6日に横浜市中央図書館(西区老松町1)で表彰式が行われ、鈴木伸哉副市長から表彰状が授与された。

 これを記念して開催される写真展「新・かながわ水物語」は、神奈川県や横浜市の水源である相模川、丹沢、道志などの水源地の水を水中撮影し、水のクオリティーを追求した写真10点による作品展となっている。最新作は、丹沢最奥の熊木ダムで撮影された50メートルを超える透明度の作品。丹沢産の間伐杉材で作成した額とイーゼルにA1の大判プリントで展示されている。

 期間中の6月11日には、豊田さん出演のビジュアルトークショーを開催。横浜・神奈川の水源の話を中心に、海の森・山の森事務局の活動を紹介する。

 現在、海の森・山の森事務局は、クラウドファウンディング「READYFOR?」で、新しい企画「子どもたちに映像と音楽と朗読で、『水育』(水の大切さ)を伝える」プロジェクトの支援を募っている。プロジェクトでは、この夏に子どもと保護者を対象に、クオリティーの高い映像と音楽を楽しめる、デジタル紙芝居、ビジュアルコンサート、ワークショップを組み合わせたイベントを5回開催することを目指している。多くの人に参加してもらいたいという思いから、イベントは無料で開催することを予定しており、集まった支援金はこのイベントの運営資金に充てられる。ビジュアルトークショーでは、このプロジェクトについても紹介される予定。

 豊田さんは「多くの人たちに、海の森・山の森事務局が考えていることや活動を、肌で感じてもらいたい。そして、私たちの活動に賛同いただき、今後の活動をサポートしていっていただければ嬉しい。」と話している。

 写真展の開催時間は9時~21時。6月18日まで(他のイベントで入場できない時間有り)。問い合わせはさくらWORKS<関内>:TEL 045-664-9009)。入場無料。ビジュアルトークショーは11日19時~21時。参加費は一般1,000円、学生500円(飲み物、軽食つき)。申込みはフェイスブックのイベントページまたはメール(info@yokohamalab.jp)から。

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