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横浜みなと博物館で「石巻かほく復興写真展」-石巻在住の語り部トークも

特選 石巻かほく賞「復興マンガッタントレイン」

特選 石巻かほく賞「復興マンガッタントレイン」

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 横浜みなと博物館(横浜市西区みなとみらい2)で6月7日から、公募写真展「東日本大震災 第3回 石巻かほく復興写真展~復興の歩みを見つめて~」が開催されている。

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 同展は、宮城県石巻地方(石巻市、東松島市、女川町)のエリアを対象に朝刊「石巻かほく」を発行している三陸河北新報社(石巻市)が募集した、東日本大震災後の石巻地方を撮影した写真73点を展示する。

 写真展の作品テーマは「復興の歩みを見つめて」。「人物」「景観」「中学生以下」の3部門で実施し、全国から474点の応募作品が寄せられた。期間中は石巻市出身の写真家・高砂淳二さんらの選考による入賞作品18点、入選作品55点を紹介。人々の笑顔、日常の営み、復興・復旧に向かう地域や人々、復興途上の景観など、石巻地方をさまざまな角度から切り取った作品が並ぶ。

 会期中の土曜・日曜は、石巻地方の在住者が展示写真をもとに被災状況や現在の様子について語る「語り部さんのミニトーク」(6月7日・8日・14日・15日)を実施。

 6月8日には、日本丸メモリアルパーク(屋外)で、横浜市少年5団体が災害時に役立つクラフト作りやロープワークを行う「そなえよつねに」、「起震車・煙体験ハウスの体験、AED講習」(協力:横浜市西消防署)、水難救助訓練展示見学のほか、水中で救助を待つ時の心構えを学ぶ「水難救助訓練展示」(協力:横浜市消防局警防部警防課特別高度救助部隊)を行う。

 横浜みなと博物館の島宗美知子さんは「3回目を迎える石巻かほく復興写真展。1回目に比べ、がれきの写った写真が減ったと思うが、震災の爪あとが残る写真もあり、復興復旧は道半ばと感じる。この写真展が東日本大震災を記憶にとどめ、支援、減災や防災のきっかけとなれば」と話している。

 会場は横浜みなと博物館・特別展示室。開館時間は10時~17時。入館料無料(帆船日本丸・横浜みなと博物館の常設展示見学は有料)。6月15日まで(6月9日は休館)。

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