桜の名所・大岡川で「お花見クルーズ」-今年も各社が観光船運航

濱進が運航する「屋形船」

濱進が運航する「屋形船」

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 横浜市内の桜の開花に合わせて、観光・遊覧船事業を展開する各社はそれぞれ、大岡川沿いの桜を楽しむ「お花見クルーズ」の運航を企画している。

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 京浜フェリーボート(横浜市中区海岸通1)は3月29日から4月6日まで、ピア日本丸を出航後、桜木町から黄金町にかけての大岡川沿いの桜並木を船上から観賞できる「大岡川お花見クルーズ」、3月27日・29日、4月5日・6日に「大岡川夜桜クルーズ」を実施。

 ポートサービス(中区山下町2)は3月29日から4月6日まで、大さん橋を出航後、みなとみらい地区を経由して大岡川へ向かう「お花見クルーズ」を運航する。

 そのほか、屋形船濱進(金沢区金沢町103)、屋形船すずよし(西区西戸部町3)、屋形船正義丸(神奈川区子安通1)は、屋形船で桜を楽しむプランを提供。屋形船濱進は3月15日から4月13日までの開花中に、みなとみらいぷかり桟橋で乗船する「お花見ランチクルーズ」と「お花見ディナークルーズ」。「屋形船すずよし」は4月1日・2日・9日、弁天橋桟橋を出航後、大岡川~赤レンガ倉庫~大桟橋~氷川丸~ベイブリッジを巡る「お花見ランチクルーズ」。屋形船正義丸は、3月21日から4月6日まで、弁天橋桟橋で乗船し、大岡川やみなとみらい21地区の桜見物を案内する「横浜桜見物屋形船」をランチコース、夜桜コースで運行する。

 屋形船すずよしの長谷川浩志さんは「春の到来とともにお問い合わせも増え、乗り合い乗船を楽しみにされている方が多い。風情ある屋形船でお寿司や揚げたて天ぷら、特製さつま揚げなどを味わいながら、桜と横浜港巡りを満喫してほしい。桜の開花状況に合わせて、4月10日くらいまでお花見クルーズを予定しているため、お気軽にご相談いただければ」と話している。

 大岡川の両岸は日ノ出町から上大岡付近まで約800本の桜並木が続いており、桜の名所として知られている。川幅はそれほど広くないため、桜の花が川にせり出した様子を船上から眺めることができる。

 日本気象協会によると、今年の横浜市の予想開花日は3月27日頃、予想満開日は4月3日頃となっている。各クルーズの詳細・予約は、それぞれの運航会社まで。

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