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関内で「食のプロ」たちが横浜の生産者を応援ーandpartyが料理イベント

生産者から直接野菜を仕入れている椿直樹さん(撮影:川名マッキー)

生産者から直接野菜を仕入れている椿直樹さん(撮影:川名マッキー)

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 「ヨコハマを『食』で元気にする」をテーマに、料理研究家やシェフなど「食のプロ」たちが集い、横浜の生産者らを応援するイベント「Y andparty Vol.1 featuring ど根性ホルモン」が2月11日、さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3)で開催される。横浜の地の恵みを味わい、知る機会になりそうだ。

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 料理研究家やシェフ、生産者と料理教室の生徒らとつなぐコミュニティサイト「andparty」(運営:ファンサイト=金沢区)が主催する料理イベント。同サイトでは「食のおもてなしのプロ」を、「パーティーマイスター」と位置づけており、現在約70人が登録している。

 今回のイベントは「マイスター」の1人で、横浜で生産される農産物を味わえる居酒屋「横濱うたげや ど根性ホルモン」(西区戸部町7)を昨年2月にオープンしたシェフの椿直樹さんと、同サイトのコラボレーションで企画。横浜の生産者や食材メーカー、イベント企画「フィールズ・プランニング」などが協力する。

 当日は、神奈川区でキャベツを栽培する平本貴広さん 保土ヶ谷区でトマトを生産する山本泰隆さんを招き、横浜の農業事情について紹介するとともに、平本さん・山本さんが丹精込めた新鮮野菜を使って椿さんがつくった料理を楽しむ。また、フォークデュオ「sora」によるミニライブや野菜マルシェ、プレゼント企画なども行われる。

 イベント名にある「Y」は「横浜」の頭文字。農林水産省より「地産地消の仕事人」に任命されている椿さんによると「大都市・横浜が、葉物野菜の生産高で毎年全国上位に食い込む『健闘』をしていることを知らない飲食店関係者らも多い」という。また、市内には醤油やごま油など調味料を生産するメーカーもある。椿さんは「地域で頑張っている生産者を、食のプロ達に知ってもらい、使ってもらうきっかけを作りたい」と意気込んでいる。

 「andparty」を運営するファンサイト代表取締役・川村隆一さんは「横浜が、実は野菜の産地として頑張っていることを飲食に関わる方たちに紹介しながら、横浜の町を楽しく、おいしく応援する多くの料理人達が集まるイベント。今後も定期的に開催し地域の生産者を元気にしていく動きにつなげていきたい」と話している。

 開催時間は19時30分~21時30分(19時開場)。参加費は3,000円(ビュッフェ形式のフード・ドリンク付)。参加申込は「Y andparty」フェースブックページより。問合せはファンサイト(TEL 045-367-9777)まで。

 会場の「さくらWORKS<関内>」は、2011年春にオープンしたシェアオフィス。2012年末に、アーティスト約20人の手によって、新たに210平方メートルのオフィス兼多目的スペースをリノベーションした。

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