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横浜で「震災対策技術展」「振動技術展」同時開催-減災がテーマ

震災対策技術展(イメージ)

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 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で2月2日と3日、第16回「震災対策技術展」と第3回「振動技術展」が同時開催される。

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 震災対策技術展は、震災や自然災害への対策に焦点を当てた「減災」をテーマとする展示会。阪神・淡路大震災後の1997年に神戸で第1回目が開かれ、その後は毎年全国各地で自治体や企業関係者による情報交換、災害対策製品の紹介が行われてきた。会期中は、振動の発生や防振、免振など「揺れ」に関する最新情報を公開する第3回「振動技術展」を同時開催し、シンポジウムやセミナー、展示会、震災対策講演会を実施する。

 出展内容は、地震対策や自然災害対策をはじめ、防災に関する製品や通信インフラ確保のための技術・製品、緊急地震速報対応機器・システム、コンピューターによる安否確認システム。防振、除振、免震、制振、耐震、振動の利用、そのほか、振動に関連する技術・製品・機器など。

 セミナーは、2日=「今後の大震災発生に向けて~地域を守る技術と知恵を~」(主催:日本技術士会)、「気象庁の発表する防災気象情報の改善とその利活用 津波警報の改善について」(主催:気象庁)。3日=「災害・危機管理ICTシンポジウム2012-東日本大震災から得た教訓-」(主催:次世代安心・安全ICTフォーラム・情報通信研究機構)、「地震の地域性と揺れの特徴をふまえた耐震・補強対策」(主催:構造計画研究所)、「東日本大震災津波からの復興に向けた岩手県の取組み」(主催:岩手県)ほか。

 震災対策技術展/振動技術展の事務局では「震災対策技術展は、1995年の阪神淡路大震災から『地震・自然災害』対策に取り組んでいる研究機関・中央省庁・自治体とともに、減災社会の構築に努めてきた。今回は、東日本大震災以降の初開催となり一層注目を集めている。震災対策技術展は、昨年度比でセミナー数が約1.5倍、出展数もアップし、会場を広くしての開催です」と話す。

 会場はパシフィコ横浜 展示ホールB、アネックスホール。開催時間は10時~17時。入場無料(登録制)。詳細はホームページで。

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