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本牧を知る「商店街うんちくツアー」-店主のこだわりを聞く

せんべい屋「白馬家」の作業場を見学する参加者たち

せんべい屋「白馬家」の作業場を見学する参加者たち

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 中区本郷町周辺の本牧の商店街を探検する「第4回 商店街うんちくツアー」が7月30日に開催された。

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 同ツアーは、高齢者向けのサービスなど、地域の生活を支える本牧通りの商店街のこだわりや魅力を発信することを目的に企画されたイベント。本郷町商栄会・本牧リボンファンストリート・本牧一丁目東商友会の3商店会が連携して開催してきた。

 今回のテーマは「半てん・せんべい・アロハシャツ」。当日は一般参加者45人が商店街にある3店舗を巡り、店主たちが披露する商品やサービスのこだわりについてのうんちく話を楽しんだ。

 参加店舗は、「安田屋呉服店」(呉服・祭礼用品)、昔ながらの3種類のせんべい(しょうゆ・ゴマ・白)を提供する「白馬家(しらまや)」(せんべい屋)、本物のジュークボックスやアメリカの電話機などが並ぶ「本牧OZ」(輸出入衣料品雑貨)。

 1911年創業の「安田屋呉服店」では、店舗の歴史や呉服以外の新しい取り扱い商品などについて。「白馬家」では、店名の由来やせんべいに関するうんちく話を聞いた後、店舗内にある作業場を見学。「本牧OZ」では、同店が「アメカジの聖地」と言われるようになった経緯やアロハシャツの豆知識などが披露された。

 ツアー終了後の交流会では、白馬家のせんべいが振る舞われ、参加者からは「長く横浜に住んでいるが、今日は入ったことのないお店にも入れてよかった。また開催してほしい」という声も。

 本郷町商栄会の佐久間遵一会長は「このツアーも4回目を迎えるが、今回もお客様と商店の交流の場を設けることができました。うんちくを披露してくれた店主の熱意に感謝します。今後も店同士の横のつながりを大切にしていきたい」と話す。

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