岩渕貞太さん、新作ダンス公演「細胞の音楽」-のげシャーレ

前作「タタタ」の舞台写真(撮影:松本和幸)

前作「タタタ」の舞台写真(撮影:松本和幸)

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 横浜を拠点に活動するダンサー・振付家の岩渕貞太さんによる新作ダンス「細胞の音楽」が、1月29日より横浜にぎわい座地下2階「のげシャーレ」(横浜市中区野毛町3、TEL 045-231-2525)で公演される。

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 これまで岩渕さんは、「どのように身体は動くのか」という独自の視点で身体の構造をみつめ、シンプルで力強い、個性的なダンス作品を発表してきた。今回はそれに加えて、細胞という目に見えない極めて小さな単位に着想を得て「人は何に動かされるのか」という視点からも振り付けを発展させた作品となっている。

 また、岩渕さんの作品はソロやデュオが中心だったが、新作では岩渕さんに加えて、ダンサーの高橋純一さん、トチアキタイヨウさん、山下彩子さんを加えた4人のダンサーによる作品づくりに挑戦する。

 制作担当の米原晶子さんは「岩渕さんは2月に横浜ダンスコレクションRの出演も決定しています。丁寧に体の細部を見つめる、独特のダンスをお楽しみください」と話している。

 公演は1月31日まで。29日は19時30分~、30日は14時~、19時30分~、31日は14時~。30日の19時30分~の公演終了後にはアフタトークあり。チケットは各日、前売2,500円、当日2,800円。

 岩渕さんは横浜市出身、在住のダンサー・振付家で、玉川大学で演劇を専攻したのち、ダンサーとして数々のカンパニーやアーティストと国内外で公演を行ってきた。2007年には、急な坂スタジオの国際交流レジデンス事業としてイスラエルの振付家アルカディ・ザイデスの「DA AT」に出演。2005年から振り付け作品を発表開始し、2008年には「坂あがりスカラシップ2008」対象公演でソロの2本立て公演「タタタ」を上演した。

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