横浜トリエンナーレ、磯崎氏辞任で後任に川俣正氏

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横浜トリエンナーレ組織委員会は13日、2005年9月から12月まで、山下ふ頭第3、4号公共上屋ほかで開催される予定の国際現代美術展「横浜トリエンナーレ2005」のディレクター、磯崎新氏(73)の辞任を受けて、後任に現代美術家の川俣正氏(51)が就任すると発表した。7月にディレクターに就任した磯崎氏は、開催時期や予算措置などで主催者側と対立し、期間延期や代替案を提示したが同意が得られなかった。後任の川俣氏は東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授。国内外で多数の国際展に参加している。同展の主催は国際交流基金、横浜市、NHK、朝日新聞社からなる横浜トリエンナーレ組織委員会。

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川俣正(かわまた ただし)の略歴は以下のとおり。
美術家。1953年北海道生まれ。1984年東京芸術大学博士課程満期退学。
1977年より発表活動を始め、第40回ヴェネチア・ビエンナーレ(1982)、ドクメンタ8(1987)、第19回サンパウロ国際ビエンナーレ(1987)、ヨコハマフラッシュ(1988)、ドクメンタ9(1992)、第2回リヨン現代美術ビエンナーレ(1993)、国際連合50周年記念展(1995/ジュネーヴ)、ミュンスター彫刻プロジェクト(1997)、第11回シドニー・ビエンナーレ(1998)、越後妻有アートトリエンナーレ(2000~)、第4回上海ビエンナーレ(2002)、釜山ビエンナーレ(2002)ヴァレンシア・ビエンナーレ(2003)など、国内外で多数のプロジェクトや展覧会に参加・発表している。
1999年より東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授。 横浜トリエンナーレ2005 公式ホームページ

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