横浜マリンタワーの「階段イベント」が復活-展望台まで335段

横浜マリンタワー外観

横浜マリンタワー外観

  • 0

  •  

 観光交流施設「横浜マリンタワー」(横浜市中区山下町15、TEL 045-263-8117)で10月12日、体育の日にちなんだイベント「階段 de GoGo!!」が開催される。

[広告]

 「階段 de GoGo!!」は、「階段」を利用した恒例イベントで、リニューアルオープン後、初の開催となる。階段イベントの再来を願う来場者の声を反映して、今回「体育の日」に復活することになった。

 当日は、5階屋上部分(鉄骨内部)から29階(低階層展望フロア)までの335段を解放し、参加者は自分のペースに合わせて階段を自由に登ることができる(上りのみ)。

 参加者には、マリンタワー限定グッズとミネラルウォーター「エヴィアン」をプレゼント。限定グッズはオリジナル版となる、横浜マリンタワーの形を模したシルバーの非売品定規。横浜出身アーティストの人気フォークデュオ「ゆず」のメンバーをはじめ、多くの人から記念定規を懐かしむ声が届き、今回あらたに復刻版としてデザインしたという。

 対象は小学生以上で、展望台フロアチケットが必要。開催時間は、10時~14時(悪天候の場合は中止)。

 同イベントは、11月半ば頃まで予定しており、次回の開催は10月17日、18日。今後は、参加者の様子を見ながら、階段の「下り」バージョンやタイムリレーなど、さまざまなスタイルを取り入れていく予定。

 横浜マリンタワーの松本典子さんは「階段の昇降は健康的で、日頃体を動かしていない方にもおすすめです。今年はマリンタワーの階段から横浜の美しい景色を楽しみ、さわやかに『体育の日』を過ごしてみませんか」と話す。

 「展望台フロアー」料金は、大人750円、中高生500円、小学生250円、幼児200円(3歳未満無料)。営業は、10時から22時30分(最終受付は22時)。

 横浜マリンタワーの全長は106メートルで、展望階の高さは91メートル。総重量は12,000トン。敷地面積は約3,600平方メートルで、延床面積約4,400平方メートル(低層部4階、展望台2階)。

 マリンタワーは、1961年の開港100周年記念事業として建設され、横浜のシンボルとして親しまれてきたが、2006年12月に営業を終了。その後、横浜開港150周年記念事業の一環として市が取得し、横浜市と民間の予算をあわせ総事業費約39億円をかけて改修し、今年5月23日にリニューアルオープンした。運営会社はリスト(中区尾上町4)、ゼットン(本社=名古屋市中区)、TKスクエア(東京都渋谷区)、横浜エフエム放送(西区みなとみらい2)の4社。

ピックアップ

ヨコハマ経済新聞VOTE

ヨコハマ経済新聞の読者歴はどれくらいですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース