観光周遊100円バス「あかいくつ」号がループ運行に-バス停新設

現行の運行ルート図(上)と変更後の運行ルート図 <クリックで拡大>

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 横浜市交通局は11月4日、桜木町駅と港の見える丘公園を往復している100円で乗車できる観光スポット周遊バス「あかいくつ」の運行ルートを循環型にし、 新たに観光スポットに停留所を設置することなどを発表した。

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 これまで、桜木町駅~港の見える丘公園間を往復運行していた「あかいくつ」の運行ルートを、みなとみらい地区などに新たに停留所を設置し、桜木町駅~港の見える丘公園経由~桜木町駅の循環運行として、継続乗車ができるようにすることで、回遊性を高めるとともに、混雑する土曜・休日に増便することにより、横浜を訪れる観光客などの利便性の向上を目指す。

 新たに設置した停留所の名前と付近の主な観光スポットは、「みなとみらい4丁目」(横浜アンパンマンこどもミュージアム)、「マリノスタウン前」(マリノスタウン)、「新県庁前」(横浜三塔:キング、クイーン、ジャック)、「大さん橋客船ターミナル」(横浜港大さん橋国際客船ターミナル)、「馬車道駅前」(馬車道商店街、県立歴史博物館)。

 また、これまでの平日30分間隔(10時~18時)、土・休日20分間隔(10時~18時)の運行を、土・休日15分間隔(10時~19時、18時以降20分間隔)とし、輸送力の向上を図るほか、新たに「市営バス1日乗車券」、「市営地下鉄・市営バス共通1日乗車券」、「PASMO」、「Suica」による乗車ができるようにする。

 新ルートでの運行開始日は11月10日。料金は、これまで通り大人100円、小児50円。

 「あかいくつ」は、2005年3月に地下鉄みなとみらい線沿線の観光施設を巡る路線バスとして運行を開始。車体は、レトロ調で赤をベースとした色調。バリアフリーに配慮したこの路線専用のノンステップバスが運行している。1日4往復の車両にボランティアによるガイドが乗車し、横浜ベイサイドの観光スポットを案内している。また、車内には、液晶ディスプレイを設置し、沿線の観光施設・店舗情報を映像で紹介するほか、PRチラシ・リーフレット・クーポンなどを設置している。

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