本牧・山手の西洋館など4件が横浜市認定歴史的建造物に

イギリス中世風の外観の「旧バーナード邸」

イギリス中世風の外観の「旧バーナード邸」

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 横浜市は、本牧にある西洋館「旧バーナード邸」(中区本牧元町)、山手の西洋館「山手89-8番館」(中区山手町)、野毛山の一画にある石積「野毛山住宅亀甲積づみ」、二代目横浜駅基礎などの遺構(西区高島)の4件を市の歴史的建造物に認定した。

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 「旧バーナード邸」は、横浜開港後に貿易商として活躍したバーナード家の邸宅でイギリス中世風の外観。「山手89-8番館」は、震災復興時に横浜市が外国人用住宅として建てた市営住宅29棟のうちの1棟。野毛山住宅の石積は、明治期に生糸・米穀物商として成功した横浜商人の平沼専蔵の邸宅地の精度の高い六角形の石積。二代目横浜駅の遺構は、1915年に竣工した二代目横浜駅の赤レンガ積みの基礎部分などで、2003年のマンション建設中に発見されたもの。

 横浜市は「歴史を生かしたまちづくり要綱」により、市の歴史的建造物を認定し、歴史的景観の保全を図っている。今回の認定により、認定建造物は77件となった。

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