線路沿いの住宅に対する意識に関するアンケート調査の背景と目的
線路沿いの住宅は、駅が近く利便性が高い反面、電車の騒音や振動、プライバシーの確保といった特有のデメリットが存在します。そのため、購入や相続の際に「快適に暮らせるか」「将来的な資産価値はどうなるか」といった懸念や疑問を抱く方が少なくありません。
そこで今回、株式会社ドリームプランニング(神奈川県横浜市中区/代表取締役:高橋樹人)が運営する不動産のお悩み解決サイトURUHOME(ウルホーム)が、不動産に興味関心を持つ方(有効回答数:500名)を対象に、「線路沿いの住宅に住むことへの印象と意識」についてアンケート調査を実施しました。
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、アンケート結果を公開しているURUHOME(ウルホーム)のURL(https://uruhome.net/senrozoi-purchase-survey/)へのリンク設置をお願い致します。※弊社への掲載許可は不要です。
・調査対象-「不動産に興味関心を持つ方」
・有効回答-500名
・回答性別-女性 231名(約46%)/男性 269名(約54%)
・回答年齢-20代 48名(9.6%)/30代 158名(31.6%)/40代 168名(33.6%)/50代 90名(18.0%)/60代 33名(6.6%)/70代以上 3名(0.6%)
・調査主体-株式会社ドリームプランニング
・調査方法-インターネットによるアンケート調査
・調査期間-2026.6.5-2026.7.4
線路沿いの住宅を購入することに対して、どう感じますか?

1位 購入したくない 303件 60.6%
2位 どちらともいえない 147件 29.4%
3位 抵抗はない 50件 10.0%
回答数:500件(単一回答)
線路沿いの住宅を購入することに対して、どう感じるかという質問をしたところ、「購入したくない」と回答した方が60.6%(303件)で最多を占めました。
一方で、「どちらともいえない」と回答した中立的な層は147件(29.4%)、「抵抗はない」と回答した容認層の50件(10%)を合わせると約4割近く(39.4%)にのぼり、条件や受け止め方次第では、選択肢として排除しきれないと考える方も、一定数存在することが浮き彫りになりました。
この結果から、線路沿いの住宅は、電車の運行に伴う騒音や振動、プライバシー確保の難しさといった日常生活における具体的な懸念が先立ち、一般消費者にとってはマイナスの印象が強く働きやすい「敬遠されがちなカテゴリー」であることが改めて分かりました。
「騒音が気になる」が半数弱!防音性重視など線路沿い物件へのリアルな本音
次に、線路沿いの住宅に住むことに対する具体的な意見について、もう少し詳しく伺ってみました。

1位 騒音が気になるから避けたい 241/500 48.2%
2位 防音性能による 107/500 21.4%
3位 住んでみないと分からない 30/500 6.0%
4位 子供が動き回って線路に入ってしまう事も懸念される 26/500 5.2%
4位 揺れがあるのが気になる 26/500 5.2%
6位 慣れれば気にならないと思う 23/500 4.6%
7位 売る時に苦労する 10/500 2.0%
7位 自分は良いが家族が嫌がると思う 10/500 2.0%
7位 通勤に便利そう 10/500 2.0%
10位 安ければそれでよい。 9/500 1.8%
11位 今も多少の騒音がある家に住んでいる 8/500 1.6%
合計回答数:500 回答者数:500
アンケート結果により、線路沿いの住宅を検討する際、消費者が住環境の静粛性を極めて重視していることが分かりました。
「騒音が気になるから避けたい」が48.2%で1位、「防音性能による」が21.4%で2位となり、この2点が突出して上位を占めています。
これは、電車の運行音や踏切の警報音といった日常的な騒音がもたらす生活ストレスへの高い不安を反映している一方で、建物の遮音対策や二重サッシなどの構造的工夫次第では許容できるという、物件の具体的な基本性能に対する期待や納得感を求めている回答者の心理を捉えていると考えられます。
次に1位から5位までを選んだ方のコメントをご紹介いたします。
1位には「騒音が気になるから避けたい」が選ばれました。電車の走行音や踏切の警報音といった日常的な音がもたらす生活ストレスを懸念し、「騒音が辛過ぎて病みそう」「イライラしてしまいそう」と精神的な負担を感じる声が目立ちます。自宅では「静かな環境でいたい」という平穏な暮らしを求める心理が強く表れています。
1位:「騒音が気になるから避けたい」を選択した方のコメント
「親戚の家が線路沿いにあって、以前泊まりに行ったことがありますが、電車が通るたびにテレビの音は聞こえず、家は揺れ、集中力が途切れます。とても静かで平穏に住める場所ではありません。線路沿いの家は絶対に避けたい環境です。」60代・男性
「今の家に引っ越す前、線路沿いの賃貸に住んでいました。駅、子供の学校が近かったため選びましたが、電車が通る度に騒音と揺れを感じ、終点まで眠ることができませんでした。結局2年で引っ越し、今は駅から離れた静かな住宅地に新築して12年になります。防音対策されているかと思いますが、もう住みたいとは思いません。」40代・女性
「線路沿いに住んだことはありませんが、騒音の中で生活するには大変だろうなと思います。防音設備を施したとしても数分おきに起こる振動などが、地盤や家の構造に何らかの悪影響があるような気がします。また、精神的にもストレスがたまりそうです。」50代・女性
2位には「防音性能による。」が選ばれました。線路沿いという立地だけで敬遠するのではなく、「二重サッシや高気密・高断熱仕様」といった建物の遮音対策次第で許容できるという現実的な意見です。利便性の高さや価格面でのメリットを評価しつつも、「実際の騒音や振動は現地確認したい」と冷静に見極めようとする姿勢が窺えます。
2位:「防音性能による。」を選択した方のコメント
「最近の二重サッシや防音壁の性能は本当に優秀なので、構造がしっかりしていればそこまで騒音は気にならないと思っています。ただ、夜間の貨物列車の振動や、いざ売却するってなった時に買い手が付きにくそうな資産価値の目減りリスクの方が、個人的にはちょっと引っかかりますね。」30代・男性
「線路沿いの住宅は騒音や振動が気になります。特に子どもがいるため安全面にも不安があります。一方で、防音性能が高く価格面でメリットがあれば検討の余地はあると思います。」30代・女性
「線路沿いは電車の音が懸念されますが、窓が二重サッシになっていたり、壁の防音性能が非常に高ければ実用面で大きな問題はないと感じます。利便性が高い一方で、価格が相場より安く抑えられているのであれば、コストパフォーマンスの観点からは十分検討の余地があると思います。」30代・男性
3位には「住んでみないと分からない」が選ばれました。「沿線によって電車の本数や音の大きさは状況が異なる」ため、スペックだけでは判断が難しいという本音です。また、「実際駅近いマンションに住んだ方が、うるさすぎてダメで、すぐ住み替えた」という話を懸念する声もあり、利便性と引き換えになるリスクを実際に入居して確かめたいという迷いが窺えます。
3位:「住んでみないと分からない」を選択した方のコメント
「駅から3分以内とかで、通勤で利用するのであればとても魅力的に感じる。現在は車を運転できるので電車を利用できなくても問題ないが、車を運転しなくなった場合に魅力を感じるかも。ただ、実際駅に近いマンションに住んだ方が、うるさすぎてダメで、すぐ住み替えたという話を聞いたことがあるので、実際住んでみないとわからない。」40代・女性
「実際に音は気にならなかったので、通勤が便利な点は良いと思いました。ただ、沿線によって電車の本数や音の大きさは状況が異なると思うので、住んでみないと分かりません。」50代・女性
「住宅地でも車が走れば振動はあるし、人通りがあればうるさいし、どんなところでも住んでみなければわからないので、騒音等がしっかりできれば気にならないかと思う。」40代・女性
4位には「子供が動き回って線路に入ってしまう事も懸念される」が選ばれました。音や揺れといった住環境への不満以上に、「敷地外への飛び出し」や線路内への立ち入りといった安全面への不安が強調されています。特に「活発に動き回る時期」の小さな子供を育てる親の視点から、万が一のリスクを考慮して選択肢から除外する傾向が強く見られます。
4位:「子供が動き回って線路に入ってしまう事も懸念される」を選択した方のコメント
「子供がまだ小さく、活発に動き回る時期なので、万が一にも家の近くの線路内に侵入してしまうようなリスクがある環境は親として絶対に避けたいと考えます。また、電車の通過による騒音や日常的な振動も、子供の睡眠の妨げやストレスになりそうなので購入は難しいです。」30代・男性
「自分一人なら、アクセスも良いし相場より安ければ住んでも良いかなと思うが、家族がテレワークしているので騒音が気になることや、小さな子どもがいるので線路に誤って入ってしまう懸念があるので、簡単に立ち入れてしまうような作りの線路沿いなら避けたい。」30代・女性
「幼い子供が線路に飛び込む危険があるため購入はしたくありません。また、騒音も気になるので避けたいです。」30代・男性
同率4位には「揺れがあるのが気になる」が選ばれました。空気中を伝わる音とは異なり、建物を通じて「体に伝わってくるため不快」と感じる微振動への拒絶反応です。長年振動に晒されることによる「健康被害が心配」という心理や、地盤への影響を懸念し「家が傾くと思う」といった建物への構造的な不安が具体的に語られています。
5位:「揺れがあるのが気になる」を選択した方のコメント
「20代の時にJR大阪駅から10分位のアパートに住んでいました。貨物列車が24時間走っていたので慣れたらBGMになるけれど、貨物車の連結の際は夜中でもすごい音がしてアパートが揺れるので、なるべく線路沿いは避けたいと思いました。」60代・女性
「防音ができると思うが、揺れは防げないと思う。長年近くに住み続けることによる健康被害も心配」30代・女性
「どうしても揺れがあると思う。地盤に影響し、ひいては、家が傾くと思うから」60代・女性
線路沿いの住宅に住むことに対する意識まとめ
今回は不動産に興味がある方500名を対象にした線路沿いの住宅に住むことに対する意識に関するアンケート調査の結果を発表してまいりました。
線路沿いの住宅に住むことに関して、「騒音が気になるから避けたい」と回答した方が48%以上となり、2位の「防音性能による」に対して約2倍の差が生じました。
皆さんは、線路沿いの住宅に住むことに対して、どのように感じますでしょうか?
ドリームプランニングでは、これからも不動産に関する様々な視点からアンケート調査を実施・発表してまいりますので、皆様のご参考になさってください。
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電話番号 :045‐641‐5480
代表者 :代表取締役 高橋樹人(たかはし たつひと)
設立 :2002年11月12日
URL :
https://dream-plan.com/