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台湾先住民の歌と儀礼から生まれた「LUNA」 ブラレヤン・ダンスカンパニー

KAAT神奈川芸術劇場(横浜市中区山下町)でブラレヤン・ダンスカンパニーによる台湾先住民の歌と儀礼から生まれた新しいアジアのコンテンポラリーダンスが12月3日に上演される。日本初登場のコンテンポラリーダンス作品「LUNA(路吶)」は、クラウドゲート(台湾)、マーサ・グラハム・ダンスカンパニー(ニューヨーク)での活動を経て台湾先住民の文化から同時代的表現を生み出しているパイワン族出身の振付家、ブラレヤン・パガラファさんが手掛ける。さまざまな先住民族と漢民族混合のダンサーたちとともに海抜1,000メートルの高地にある台湾最大のブヌン族集落「羅娜(Luluna)」に赴き、台湾文化資産とされている美しい歌唱や、その日の狩りの成果を力強い声で叫ぶ「戦功の宴」などの伝統を研究して作り上げたダンス作品。ブラレヤン・ダンスカンパニーは、2015年に台東で設立。山での労働や岸辺での吟唱、フィールドワーク、自らの内面にある伝統文化の不断の掘り下げを通して独特の動きや語法を生み出している。12月1日~18日に開催されている横浜国際舞台芸術ミーティング(YPAM)2022のYPAMディレクションのプログラムとして開催する。公演は18時30分開演。料金は一般=3,500円、YPAM参加登録者=1,500円。

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