日産自動車株式会社（本社 中央区、社長 カルロスゴーン）、同社の関連会社である横浜マリノス株式会社（本社 神奈川区新子安、社長 左伴繁雄）は、横浜市が公募をしている「みなとみらい21地区」61街区の事業公募の決定を受けて、同地区に横浜マリノス本社を移転することを発表した。 今回の移転は、現在、横浜市内２ヵ所に分散しているサッカークラブの機能を1ヵ所に集約し、機能の充実を図ることにより、世界で通用するクラブチーム作りを目的としている。そのため、充実した施設機能を整備できる敷地面積を持ち、なおかつ隣接地に横浜市が「サッカーを中心としたスポーツ整備事業」を予定していることから、今回の移転を決定したとのこと。同街区は、敷地面積45,600平米。今回移転するのは、横浜マリノス本社（フロントオフィスを含む全機能） とトレーニングセンターで、新規に建設する施設は、クラブハウス（地上3階延床面積約3,300平米／チーム・フロント一体型） 、グラウンド4面（自然芝2面、人工芝2面） 、見学者用スタンド（地上２階約700平米／観客席約1,200席） 、店舗（地上2階約1,200平米／レストラン・シアター・グッズショップ、他） 、駐車場（約145台収容）。今後は、横浜市と協議終了後、2005年4月から建設を開始し、2006年3月に一部施設の使用開始、12月に全施設の完成を予定している。日産自動車は、2010年に本社機能を横浜市　みなとみらい21地区に移転し新社屋を建設する計画を発表している。横浜市は同社発祥の地であり、本店所在地は現在も横浜市。日産自動車株式会社