昭和期の歴史資料一般公開へ-未公開「開港100年祭」公文書も

横浜公園平和球場で開催された「開港百年祭・記念式典」(1958年5月10日)
横浜市史資料室所蔵(毎日新聞社提供)

横浜公園平和球場で開催された「開港百年祭・記念式典」(1958年5月10日) 横浜市史資料室所蔵(毎日新聞社提供)

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 横浜市中央図書館内の横浜市史資料室(横浜市西区老松町、TEL 045-251-3260)で1月9日より、昭和期の横浜に関する資料の一般公開を開始する。

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 今回公開されるのは、市政100周年と開港130周年を記念した現代史「横浜市史II」の刊行にあたり収集された関東大震災の復興(昭和初期)~高度成長期(昭和50年代)の資料群。歴代市長関連資料や、戦後の占領期に係わる海外機関所蔵資料、横浜の空襲と戦災関連資料など約14万点が順次閲覧が可能となる。

 そのほか、1月9日~2月17日には、1954年に横浜公園内で開催された「開国百年祭・記念式典」や、1958年の「開港百年祭の記念式典」に関する初公開公文書など約600点と、写真の展示会「ふたつの百年祭-開国と開港と-」も開催。

 公開に伴い1月12日には、高村直助さん(東京大学名誉教授・「横浜市史II」代表編集委員・財団法人横浜市ふるさと歴史財団理事長)による講演会「昭和の横浜 『横浜市史II』編集をめぐって」も行う予定。

横浜市史資料室

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