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開業10周年油そば専門店「ぶらぶら」、創業37年の自家製ハム店「ミュンヘン」とコラボ

「ミュンヘン」特製チャーシューを使ったぶらぶらの「チャーシュー油そば」

「ミュンヘン」特製チャーシューを使ったぶらぶらの「チャーシュー油そば」

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 油そば専門店「ぶらぶら」(横浜市西区南幸2)が2月6日、下永谷駅近くの食肉加工品店「デリカテッセン ミュンヘン」(港南区)が作るオリジナルチャーシューを使った「油そば」の提供を始めた。

ハム・ソーセージを手作りする「デリカテッセン ミュンヘン」

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 「ぶらぶら」横浜本店は2012年にオープン。油そばは、鰹本枯れ節をふんだんに使ったかえしと、数種類の高級油をブレンドした特製油に、昆布を隠し味に低温熟成させた特製中華麺をあわせる。横浜育ちの店主、関谷英展さんは全国の油そば店を食べ歩いて味を研究したという。

 「ミュンヘン」は1985(昭和60)年創業。家族経営で、現在は二代目で兄の村田勇仁さんと弟の建仁さんが、日本の肉を素材に、ドイツの製法とドイツのスパイスでハム・ソーセージを手作りしている。

 横浜市内に本店を構える店同士の「横浜ローカルコラボ」が実現したのは、「よりおいしくて質の高いチャーシューを提供し続けたい」と、ぶらぶらからミュンヘンに製造を打診したことがきっかけ。企画から約3カ月かけて販売にこぎ着けた。ミュンヘンがラーメン店のチャーシューを手がけるのは、今回が初めて。

 豚バラ肉をミュンヘン特製のタレで仕込んだチャーシューは、油そばの味を引き立てつつ、チャーシュー単品でもおいしさが感じられる仕立て。店舗では「チャーシュー油そば」など、全ての油そばメニューのチャーシューを刷新した。

 関谷さんは「これまでも麺、油、タレは原材料や製法にこだわってきたが、チャーシューもミュンヘンと共同開発し、他店では食べられないこだわりの一品に仕上がった。まずは横浜市内のぶらぶら3店舗から販売し、全国の店舗にも順次広げていく。地元横浜が生んだ新しい組み合わせを味わってほしい」と呼びかける。

 新チャーシューを提供する店舗は、横浜本店、伊勢佐木町店(中区伊勢佐木町3)、杉田店(磯子区杉田1)。横浜本店の営業時間は11時~翌2時(金・土は翌3時まで)。

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